何かと最近話題の音声翻訳機。その種類はとても豊富でアマゾンベストセラーのez:commu(イージーコミュ)やさんまさんがCMをやっているPOCKTALK(ポケトーク)や完全オフラインの翻訳機として有名なili(イリー)。
今回はその中でもili(イリー)の音声翻訳 機をご紹介します!
音声翻訳 機 ili(イリー)の基本性能
インターネット不要
これがili(イリー)一番の特徴で一番おすすめするポイント!
わざわざ海外旅行中にWi-Fiを探したり、SIMカードを用意する必要もありません。最近人気急上昇中の音声翻訳機 POCKETALK(ポケトーク)はクラウドで言語管理しているためSIM付きが販売されていたり、Wi-Fiが必要だったりします。
その分対応言語は多いのですが金額が割高になるのがポケトークでしたが、ili(イリー)は完全オフラインのため対応言語は少なく日本語を英語、中国語、韓国語にしか翻訳できません。
その分値段はポケトークに比べるとかなり安くなっています。
最速翻訳スピードが驚異の「0.2秒」
これもオフラインだからこそ出せる速さです。オンラインのもだとネットを経由するのでどうしてもタイムラグが出てしまします。
参考までに先ほど少し紹介したポケトークの翻訳速度は0.6秒となっています。実に3倍もの速さでili(イリー)は翻訳してくれます。
旅行の持っていくために作られた音声翻訳機がイリー
イリーはオフラインであるためあまり多くのパターンを翻訳することは考えられていません。
それではどう言った表現が得意かと言うと「旅行でよく使う表現」についてです。
よって、「駅までの行き方を教えてください」や「切符の買い方を教えてください」等の表現は得意ですが日常会話になるとほとんど機能しません。
そこは必要最低限の機能に抑えて金額を安く、本体を軽くて小さいものにすることに力を注いでいるのがイリーです。
ili(イリー)の価格
イリーは公式サイトにて税抜き 19,800円となっています。
iliを使うときの注意点
上述したようにイリーには「オフライン翻訳」と言う独特の機能があるため注意しないといけない点があります。
ili(イリー)は一方向翻訳機
まず一つ目がこれ。イリーは一方向翻訳機なんです!
と言うのもどう言うことかと言うと「日本語で話したものを英語(もしくは中国語、韓国語)には翻訳できるけど、英語(もしくは中国語、韓国語)で話したものは日本語に翻訳できない」と言うこと。
この機能についてどう思いますか??
正直、僕は不便だなと思いました。だって相手には自分の思いが伝わっても、相手の言葉はわからないんですよ??
なんでこんな不便な機能にしたんだろう。と言うのが初めてイリーを知った時に感じたことでした。
でも、色々調べてみると「なるほどな」と思うことがありました。ili(イリー)はあえて一方向翻訳にしたんです!
では、どうしてイリーは敢えて一方向翻訳にしたのかと言うと、、、
双方向での翻訳はあらゆるストレスを生む
これに付きます。イリーの開発部も当初は双方向翻訳機の制作を目指していました。
しかし、あらゆる調査から双方向翻訳にすることをやめたんです!
例えば、双方向翻訳にする場合相手(外国人)もイリーを操作する必要があります。その場合使い方がわからない方も多いので余計に時間がかかってしまったり、諦めてしまう外国人も少なくないようなのです。
ショップ店員や旅行先のスタッフは忙しい人が多くて時間をかけて使い方を理解するのを嫌がる人も多いとか、、、
また、アジアの国では多いのが盗難です。
相手にili(イリー)を渡した時にそのまま持ち逃げされてしまうパターンも実際に他の翻訳機ではよくあることでした。
そして、ili(イリー)の翻訳機は「ワンフレーズ翻訳」を採用しています。
短い文章で端的に表現したものしか翻訳できません。
と言うことはせっかく旅行先の外国人が丁寧に教えてくれようとしても文章が長くなればなるほど翻訳不可能になってしまいます。
これは公式サイトでも紹介されているのですが、「ワンフレーズ翻訳にしたのが悪いじゃん」って正直思っちゃいましたけどね。(笑)
まぁでも、そうしないとオフライン翻訳が実現できなかったようです。
1言語翻訳なので伝え方には気をつけよう
今まで書いたように、ili(イリー)は一方向翻訳であり、日本語しか翻訳することはできないので使う時にも注意が必要です。
それは、1回の質問でしっかり答えが引き出せるように質問しないといけないと言うことです。
イリーでは会話は不可能なので質問の仕方には工夫が入りますね。
どうしても伝わらない場合は表現を変えてみる
オフライン翻訳であるため、使える表現は限られています。
よって、同じことを聞いていても表現の仕方によってはうまく翻訳できないこともあります。
何回やってもうまくいかないときは表現を変えてみましょう!
音声翻訳 機 ili(イリー)の口コミ・評判
- 軽くて便利
- 操作が簡単
- 翻訳精度が思ったより高い
- スムーズに外国人との会議ができた
- 音声が聞き取りにくい
- オフラインの割りに高い
- 声のトーンで翻訳できないことがある
- 反応してくれない言葉があまりにも多い
イリーの良い口コミ、評判
イリーの良い点として軽くて便利と言うのが一番よく聞きます。
簡単な操作性で、軽いものとなっているので持ち運びにはとても便利です!
翻訳精度も「思ったより」高いと言う意見もよく聞きます。笑
この「思ったより」と言うのが重要で、オフライン翻訳機なのであまり高い翻訳精度は期待できません。
その中でも思ったよりは使えると言う感じのニュアンスですね!
実際に外国人とのミーティングで使ったけど問題なかったと言う人もいるくらいです!
イリーの悪い口コミ
「音声が聞き取りにくい」と言うのは結構致命的かも。場所によっては聞きにくいのは仕方ないと思いますが、普通の静かな場所でも聞き取りづらかったら翻訳機の意味がありませんね。
また、日本語で話す方も声のトーンによってはうまく翻訳してくれないと言う口コミもあります。
これはiPhoneのsiriでもよくありましたよね(笑)
はっきりとした口調でゆっくり話さないとうまく翻訳してくれないようです。
そしてやっぱり一番ネックなのは翻訳できるフレーズの種類です。ある程度は旅行に適した翻訳システムなので通じるはずですが、予期もしないことが起きた時に果たして翻訳してくれるのかと言うのは少し心配なところです。
音声翻訳機 ili(イリー)のまとめ
以上、イリーについてみてきまいしたがいかがでしたか?
良くも悪くもオフライン翻訳機と言うことが好き嫌いを分ける大きなポイントですね。
オンライン翻訳機とオフライン翻訳機、どちらがあなた好みなのかよく検討してみてください!
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