ドローンを使ってみたいけど、たくさん種類があってどのドローンを買ったらいいかわからない…。
はじめからPhantomやSparkみたいな高級ドローンはちょっと…。と思ったことはありませんか。
そんな人にオススメなのがRyzeTechの「Tello(テロ)」です。
本格的な高性能ドローンなのに、価格はたった1万2000円という”超低価格ドローン”。
空撮ドローンと比較するとその値段は10分の1程度。
そんな本格的な飛行操作ができるドローンなのにスマホでも操作できるので、子供へのプレゼントとしてもオススメです。telloはいま爆発的な人気がある話題のアイテムです。
「安いけど大丈夫なの?」という人も今回の実写レビューを見れば絶対に欲しくなります(笑)
たつや
⇒【空撮のプロが教える】絶対に選ぶべき おすすめドローン 10選!!
目次
tello(テロ)が最高にオススメな理由
tello (テロ) はコスパが最高
Telloは1万円そこそこで買えるのに驚くほど性能が高いです。
これまで1万円くらいで買えるドローンはどれも「安かろう悪かろう」でした。性能が悪いので、音はうるさいし、飛行は安定しないなど、とてもお粗末なものばかりでした。
結局買ってみたモノの、使えないガラクタだったというのがこれまでの低価格ドローンの特徴でした。ところがtelloの場合は、音も比較的静かだし、何より飛行がものすごく安定しています。
telloを飛行させてからピタッと静止させたら、その場でキッチリ止まるのです。空中でもこれだけしっかりと安定的に操作ができるドローン、この価格帯ではありませんでした。
テローちゃんはとても性能が高いのでこの辺りを見事にクリアしています!!
tello (テロ)は資格無くても飛ばせるトイドローン
トイドローンとは、オモチャのドローンという意味から派生した言葉です。telloの場合はトイドローンとも言われていて、オモチャのように気軽に楽しめるという意味で使われています。
ドローンを飛行するときに面倒なのは免許や飛行申請など法律的な問題です。
ドローンはまだまだ規制が厳しく200g以上のドローンは航空法を守って飛ばさないと罰金を受ける可能性があります。
そのなかRyzeTechのTelloは200g以下のドローンなので航空法のルールが適応されずドローンの資格や免許がなくても自由に飛ばすことができます。
航空法について知らなくてもTelloは安心して遊べるというのがトイドローンと言われる理由ですね。
tello (テロ)は機能が豊富
この公式動画を見ると機能が分かります。
この動画をみるとわくわくしてきますよね。28秒辺りで弾を避けるシーンなんてめちゃくちゃカッコイイです。ドローンが身近になる世界がとっても楽しみになります。
リモコンを使うと本格的な操作を楽しめる
tello(テロ)はスマホでも操作できますが、専用のリモコンを使うとさらに本格的な操作ができて楽しいです。
専用リモコンはtello専用になっていて、amazonや楽天などで購入できます!
リモコンを使うとゲームを操作しているような感覚で、想い通りにドローンを飛ばせるようになります。
スマホ画面での操作は少し難しいので、せっかくなのでコントローラーを使うことをオススメします。
ちなみに価格は3000円程度です!
テロはアクセサリーが超充実している
テロは上記で紹介したリモコンの様にアクセサリーも充実しています。
またtelloは好きなカラーへの着せ替えが可能で、自分だけのオリジナリティがあるドローンにすることができます!!カスタマイズが楽しめるのはトイドローンの中でもtelloだけです。
またケースや衝撃から本体を守るケースなど充実。telloオススメの専用アクセサリーは後ほど詳しく紹介します!
- 初心者でも本格的な操作ができる
- 資格も申請もいらないので気軽に飛ばせる
- 写真が思っていたより綺麗!
- VRモードを使えばさらに飛行が楽しい
- アクセサリーが豊富でオシャレ
Telloを開封してみます!
じゃん!
これがTelloのパッケージです。右下にはPOWERED BY DJIと、intel insideのマークが書かれています。販売元はRyze Techですが、Telloの開発にはDJIとintelが携わっています。
この、黒とオレンジの色使いがハイセンスで高級感でてます!
TELLO FEEL THE FUNという文字もカッコイイ!
箱の中身はこんな感じになっています。
Tello本体と簡単な説明書と、バッテリーや予備のプロペラが入っていました。
残念な点としては、なぜかTelloを充電するためのミニUSBケーブルが付属していなことです。
残念ながらケーブルは自分で用意するしかありません。
DJI Tello(テロ)の使い方
スマホのアプリを使った接続方法
まずは、iPhoneからTello公式アプリをダウンロードしておきます。
インストールが完了したら、一旦iPhoneは置いておきましょう。
次にTelloを起動させます。
Tello本体右側にある電源ボタンを押してTelloを起動させます。起動すると黄色のランプが点滅するので参考にして下さい。
本体が起動したらiPhoneをTelloと接続します。
iPhoneの設定からTelloのWifiアクセスポイントに接続しましょう。「TELLO-????」というアクアセスポイントに接続。TelloのWIFIに接続できたら、先ほどのアプリを起動させてます。
これでTelloとスマホの接続が完了です。
Telloをスマホから操作する方法
スマホとの接続が完了したら、Telloを飛ばしてみましょう。

引用 https://store.dji.com/jp/product/tello?vid=38421
左上の離陸・着陸ボタンを押せばTelloが飛びます!右上の丸いボタンを押すことで写真が撮れます。

引用 https://store.dji.com/jp/product/tello?vid=38421
離陸後は左の十字キーで上昇・下降・旋回ができます。右の十字キーで前・後ろ・左右の平行移動ができます。
ドローン Tello (tello)の基本スペック

https://instagram.com/p/BhBRHvthe4e/
Telloの開発会社Ryze techの公式instagramアカウントより。
telloを一言で表すなら「スマホで飛ばせる高性能なミニドローン」です。
手のひらに収まる小ささで、ポケットにも入ります。
それでいて、その小ささからは想像できないほどの安定性をもち、その小ささには十分すぎるほどの高画質なカメラを搭載しています!
tello(テロ) ドローン の価格
「Ryze tech」公式サイトだとテロの価格はオープンになっていますが、amazonや楽天などだと1万円ちょっとで購入することができます。
本格的な空撮ドローンだと10倍以上の値段がするのに、この小さな本格的ドローンはその10分の1程度です。それは人気がスゴいわけです。
tello(テロ) ドローン の外観
見た目はこんな感じです。

引用 https://www.amazon.com/Quadcopter-DJI-Technology-Accessories-Controller/dp/B078YLX1XJ
あれ?この見た目どこかで見たことがある…?
そうです。Ryze Techの「Tello」とDJIの「Spark」は兄弟みたいにそっくりです。
実はRyze Techの「Tello」とDJIの「Spark」には深い関係があります。
「Spark」について詳しく知りたい方はこちらから。
DJIとIntelの協力で生まれた最高のドローン
なんと、「Ryze tech」が販売するTelloは、実は、ドローンシェアでトップを占める「DJI」とパソコンのCPUやチップセットを開発する「Intel」の技術協力により生まれたドローンなのです。
ドローンに少し詳しい方なら、「DJI」と「Intel」の協力がどれだけ素晴らしいことかわかるでしょう。
「DJI」といえば「Phantom4」など素晴らしい空撮ドローンを生み出し、世にドローンの存在を知らしめた会社です。
「Intel」は、平昌オリンピックの開会式で1200機ものドローンを使い、世界最大規模のドローンライトショーを実現させた会社です。
そんなドローン業界トップの会社がタッグを組めば最高のドローンができるに決まっています。
これからはそんなテローの素晴らしさをさらに詳しく紹介していきます。
スマホ操縦、プログラミング制御もできる
また、スマホにアプリをダウンロードすることで、スマホから操縦ができたり、VRモードでドローンからの視点を楽しむことができたり、コンピューターに接続することで、「Scratch」というプログラミングソフトを使い、自分でドローンの制御をプログラムミングをすることもできます!
telloはたった80gの超軽量
こんなにたくさんの機能を詰め込んでいるのにも関わらず重量はなんと80gです。
公式サイトの写真を見て、思っていたよりもちっちゃい!
自分のiPhoneXと大きさを比較してみると、こんな感じ
本体からプロペラの大きさとiPhoneの大きさが同じくらいですね!
重量が200g以下なので航空法の規制にひっかかることなく飛ばすことができます。
航空法について詳しく知りたい方はこちら
tello バッテリーは連続飛行13分まで大丈夫!
Telloの最大飛行時間は13分です。トイドローンでは最大飛行時間は短く、5分から10分のものが多い中、Telloは案外長く飛ばすことができます。
ドローンで一番重さに関わってくる部分はバッテリーなのですが、13分も飛ばすことができるバッテリーを搭載しているのに80gという超軽量な点に感動しました。
ただ13分だとちょっと物足りないという人は予備バッテリーを必ず準備しましょう!
telloのカメラは画質もそこそこ綺麗!

https://www.instagram.com/p/BdwVfMbhOuJ/
せっかくなのでTelloで撮れた画像を紹介します。

https://www.instagram.com/p/BhadOt6A59w/
このボディの小ささにしてはかなり綺麗な写真が撮れました!
Telloのカメラスペックは
- 有効画素数:5MP (2592×1936)
- 視野角:83°
- 動画:HD720P
となっています。
Telloは、一眼レフにはかないませんが、iPhoneレベルの画質で上空から写真を撮ることができます。
telloの動画撮影はちょっと微妙?
Telloのカメラはトイドローンとしてはなかなか綺麗で、実用的だと感じましたが、動画撮影にはあまり向いていないかもしれません。実際に撮れた動画を見てもらえば一番わかりやすいと思います。
ここでは、Telloを使って映画のような動画を撮れるのかどうかを検証した動画を紹介します。
雰囲気は映画のようですが、やはり画質が気になります。
動画は画質が荒く、カクついたり、ノイズが多かったりと、少し残念です。
それでもいいんです。テローちゃんは見た目がかわいいし、飛ばすことがそもそも楽しい!!
Tello (テロ) ドローン の特徴
Telloにはアクロバット飛行や、VRゴーグルを使った一人称操縦や、プログラム飛行など楽しい機能がいっぱい詰まっています。
これからはそんなTelloができることを詳しく紹介していきます。
VRゴーグルをつければ、ドローン視点で操縦できる!
Bluetooth接続のコントローラーとスマートフォン用VRゴーグルを用意すれば、Telloから見た景色を見ながらドローンの操縦ができます。
本体と接続済みのVRゴーグルをかけると、コントローラーを握りをドローンを操縦している自分が見えます。この状態でTelloを操縦していると、自分から幽体離脱して自分を遠隔操縦している不思議な感覚が味わえるので、とても面白いです。(笑)
telloの機体を投げるだけで自動離陸
Telloには加速度センサーが内臓されており、Telloをふわっと上に投げるだけで離陸モードになり飛行してくれます。この機能はスロー&ゴーと呼ばれる機能で、感覚的にも視覚的にも楽しい機能です。また、Telloにはビジュアルセンサーが内臓されているので、Telloが障害物を認識し、その障害物を避けて自動飛行してくれます。この大きさのドローンで障害物回避機能がついてる機種はなかなかありませえん。まさにDJIとIntelの協力があってこその機能です。
Telloはワンタッチでアクロバッティック飛行や自動飛行できる
またTelloでは、8Dフリップ機能やバウンスモードなど、アクロバッティックな飛行モードや自動飛行モードがいくつかあります。
8Dフリップモードでは、空中で一回転します。スマートフォン接続してからアプリ画面で、画面中央のあたりをスワイプすると一回転してくれます。
バウンスモードでは、空中で1mほどバウンスします。この機能は使い道がよくわかりませんが(笑)スマホでワンタッチすれば自動でTelloを動かせるのはなかなか面白いです。
他にも、自動で360度撮影してくれる360-EZショットや、自分の方向を向きながら周りを飛びまわるCircle – EZショット、後方に下がりながら上昇し撮影してくれるUp & Away – EZショットなど様々なワンタッチ飛行モードがあり、コントローラー操作が上手にできなくてもレベルの高い撮影をすることが可能です。
Telloでは飛び方をプログラミングすることができる!
Telloでは「Scratch」というプログラミング用フリーソフトを使うことで、自分だけのオリジナルな飛び方をプログラミングすることができます。「Scratch」はもともと子供の学習用に作られたプログラミングソフトで、どんな人でもプログラミングができるソフトです。
これを使えば、自分が動かしたいようにTelloを動かせます。
また、「Scratch」は実際のプログラミング教育でも使われているソフトです。
子供に楽しみながらプログラミングを教える一つの方法として「Tello」を使うというのもアリなのではないかと思います。
ドローン TelloとSparkの違い
先ほどもご紹介しましたが、Ryze Techの「Tello」とDJIの「Spark」というドローンはとても似ています。
見た目は本当にそっくりですが、大きさはSparkの方が一回り大きいです。
TelloとSparkの簡単な違いを図にしてみました。
機種名 | Tello | Spark |
---|---|---|
大きさ | 1.6 x 3.8 x 3.6 インチ | 2.1 x 5.6 x 5.6 インチ |
重さ | 80g | 300g |
バッテリー時間 | 13分 | 16分 |
最大速度 | 秒速8m | 秒速14m |
ハンドジェスチャーコントロール | なし | あり |
ジンバル | なし | あり |
違いを一言だけで言うと、「TelloよりSparkの方が高性能!」です。
ハンドジェスチャーコントロールやジンバルがあったりと、Sparkの方が操作性もカメラの画質もTelloより一段階上の体験ができます。
でもSparkにも欠点があります。それは「値段が高い」と「200g以上なので航空法にひっかかてしまう」です。
Telloはおよそ10,000円〜15,000円に対し、Sparkは50,000円〜75,000円ほどの値段です。Sparkはちょっと手がだしづらいですよね。
また、Sparkは重さが200g以上なので、人口密集地では飛ばせなかったり、夜間やイベント開催期間中は飛ばせなかったりと色々と航空法の規制がかかってしまいます。
tello テロ ドローン のおすすめアクセサリー
テロの魅力の一つに「アクセサリーが豊富」という点があげられます。しかもテロの場合は、着せ替えできるシールやケースがあるなど、オシャレ感が満載なんです。
ドローンと言うとどうしても機械的で無機質ですが、テロはファッショナブルでオシャレと言えます!
その他にも専用のコントローラーや予備バッテリーもあるので、オススメのアクセサリーをまとめてご紹介します!
tello 専用のリモコン
まず絶対オススメなのがコレ!!専用リモコン。専用リモコン使うと操作性も全く変わるし、テンションも上がります笑
今まではゲームの中で操作していたものが、現実の世界になる感じがたまりません!!3000円くらいで買えるので是非試し見てください!!コスパ最高です!!
ドローン Tello用 トップカバー スナップオン
ドローンの着せ替え用のカバーです。出荷時はホワイトのカバーですが着替えさせればカラーを変えられます!自分の好きなカラーに変える人も多くいて、人気のアクセサリーです!
PGY TELLO用 デザイン スキン シール デカール
こちらは着せ替えるタイプではなく、貼るシールになっています。その代わりデザインはさらにオシャレ。
個人的にはこっちのシールタイプのデザインの方がスタイリッシュで好きです!!
XBERSTAR DJI Tello用全面保護カバー プロテクター ゲージ
これは初めて見たときにはちょっと驚きました。こんなケージあるんだ・・・って。笑
これを装着しながら飛ばせれば万が一落下しても本体への衝撃はありません。
プロペラもちゃんと回るので保護カバーをつけながらの飛行が可能です。
絶対に壊したくない・・・。絶対に傷つけたくないという人にはおすすめのアクセサリーです。
tello(テロ)用 予備バッテリー
テロは付属の純正バッテリーでの持ち時間がおよそ13分程度です。遊んでいると13分というのは意外とスグに経過していしまいます。
もう少し長く楽しみたいという人には予備バッテリーが必須ですね。僕の場合はテロで遊ぶときは2~3個携帯しています!!
tello 専用ケース
専用ケースがあると持ち運びが便利です。専用ケースの中にはコントローラーも一緒にしまえるのがあるので、そっちの方がオススメですね!部品を無くさないためにも、専用ケースはオススメです。
tello プロペラ (純正品)
ドローンが落下してしまうと、本体は壊れなくてもプロペラが折れるということたまにあります。あとはプロペラが曲がってしまうということも。そんな時にはスグに交換しましょう。失くしたときもスグに部品として買えるので安心です。
tello テロ ドローン レビューまとめ
Telloの魅力を紹介してきましたが、いかがでしたか?他のドローンと違い、画質の綺麗さではなく遊びに特化していて、楽しいドローンということがお分かり頂けたと思います。
telloが販売されてからはドローンの中でテロが圧倒的に売れている理由も分かりますよね。
そんなtelloを最後にもう一度おさらいレビューしておきます。
- 写真が思っていたより綺麗!
- 手軽に飛ばせるドローンは楽しい
- 自撮り棒の代わりにもなる
- VRモードや自動飛行が楽しい
- プログラミングの勉強にもなる
- 充電ケーブルが付属しない。
- ハンドジェスチャーコントロールがない。
- ジンバルがない。
- 動画はあまり綺麗じゃない。
軽いのでどこへでも持っていけます。80gなので人にぶつかっても事故にはなりません。スマホをタッチするだけで操作できたり、アクロバットな動きをしてみたり、秒速8mの速さで飛ばすだけでもとっても楽しかったです。
いきなり高価なプロ用ドローンを購入するのは壊してしまわないか心配!という方はTelloで思う存分練習してからレベルをあげるのも良い選択だと思います。