今回レビューするのはケルヒャーK3サイレントベランダです。ラインナップ豊富なケルヒャーの高圧洗浄機の中でも人気NO1の高圧洗浄機です。
K3は高圧洗浄機としての洗浄力・大きさ・価格のバランスが最高に良いオススメの商品です!
今回はそんなK3サイレントベランダの使い方や実際に使ってみた感想を動画、写真を使ってレビューしていきます。オフィスの屋上の汚れ落しにチャレンジしてみましたが、本当にケルヒャーの威力ってスゴいです笑
ただ、一方で「どうしてこんな風になっているの??」とイマイチに感じる部分もいくつかありました。その辺りもしっかりとレビューしていきます。
さらにK3サイレントを使用する際に必ず購入しないといけない水道ホースもあるので、その辺りの必要な部品や、ちょっと面倒な設定方法にもしっかりとまとめてます!
どこよりも詳しくまとめているので是非参考にしてみてください!
目次
ケルヒャーK3サイレントベランダとは
K3サイレントベランダはケルヒャーの高圧洗浄機中でも人気のミドルサイズに位置するタイプで、一般家庭で使用するお掃除にはもっとも最適なタイプです。
ケルヒャーの中でもK3は大き過ぎず、洗浄力もかなり強いので、普通のお掃除であればこれで十分と言えます!!
こんな感じでK3サイレントならしっかりと持てるくらいの大きさ&重量です。
ただこれでも10KGくらいはあるので、女性が使うにはちょっと重いかなって感じです。
これよりも大型サイズのケルヒャーの「K4」「K5」になってくると、かなり大きくて重た過ぎるので注意!!
大型なので洗浄力は強くなるし、広範囲を掃除するときには役立ちますが、大きくて収納するのも大変だし、重くて大きくて使い勝手も正直今イチ。購入する前には一度量販店とかでチェックした方がよいですね。
そんな点を考えるとK3サイレントは大きさ&軽さという点でも扱いやすく、収納も邪魔にならないギリギリの大きさだなという感じです。それでいて洗浄力のパワーもかなり強い。
家庭用のケルヒャーとして考えるなら、このK3サイレントベランダがベストなのかな思いました!!
ケルヒャーK3サイレントは音がうるさくない
またサイレントという名前が付いているだけあって、音が静かというのも大きなメリットです!
以前のモデルだと、ケルヒャーの高圧洗浄機の「騒音問題」が大きな課題でした。口コミなどをみていても「騒音がうるさくてあまり使えなかった・・・」「近所迷惑になるので買ったのに後悔・・・」などレビューされているのが結構有ります。
ところがこのK3サイレントの場合は、騒音の問題が改善されているので、住宅地やマンション、集合住宅などでも安心して使えます。
実際に使って感じたのは「音に関してのストレスはほとんど無かった」ということです。多少のモーター音は聞こえるものの、それで「音がうるさい」ということは一切無かったです。
また耐久性も向上したため、メーカー保証も3年の長期保証が付いているので安心です!!
ケルヒャーK3サイレントの購入時は電圧を間違わないように注意!!
ケルヒャーK3サイレントでは【東日本地区用50Hz】と【西日本地区用60Hz】があるので、購入の際にはお住いの地域に合わせて選ぶようにしましょう。
間違って購入すると電圧の違いによって故障の原因なったりします。ちなみに電圧が違う様子を動画にしてみたんで参考程度に見てみてください!
K3サイレントとK3サイレントベランダの違い
「K3サイレント」と「K3サイレントベランダ」の違いは付属品の違いになります。本体の機能や性能はまったく同じです!
K3サイレントベランダだと以下のアクセサリーが付属しています!!
- デッキクリーナー
- with 延長棒×2
- 自給水ホース
K3サイレントベランダの価格の違い
気になる価格の違いは、K3サイレントは約3万円、サイレントベランダは約3.5万円ほどになっています。
ちなみにデッキクリーナーを個別で購入すると¥7,106円、自給水ホースは4062円しますので、合計で約1万以上しますね。
でもK3サイレントベランダのセットだと5千円しか違わないので、サイレントベランダを購入する方が絶対にお得です!
K3サイレントのイマイチな部分
K3サイレントはすごく良い商品なのは間違いないのですが、ぶっちゃけ結構不満に感じる部がかなり有ります(笑)
「これってやっぱり海外の製品だなー」って思うので、そのあたりのポイントをしっかり書いてみます!
水道ホースが付属していない
K3サイレントには水道ホースが付いていません。この水道ホースがないと絶対使えないにも変わらず付いてないというアンビリーバボーな対応(笑)
パソコン買ったのに電源が付いてないようなものです。これは困った・・・・。
しかも家にある水道ホースだとケルヒャーに装着できないので代替えできないので、ケルヒャー高圧洗浄器専用の水道ホースを買う必要があります!
蛇口と接続するためのカップリングが必要
しかも、、、、純正品水道ホースだけ買った場合、そのままだと水道に装着できないという悪仕様・・笑
なので純正ホースを買った場合、水道の蛇口にホースをつけるためのカップリングが必要です!!カップリングは近くのホームセンターなどでも購入できて、価格はだいたい500~600円くらいです。
でも純正の水道ホースだけでなく、カップリングまで別途購入しないとイケナイって・・・マジでウザ過ぎますよね・・・。
それ知らずにK3サイレント買ったけど使えない人って沢山いると思います・・・。なので皆さんは必ず「ホース+カップリング」を購入してくださいね!
純正品ではないカップリング付きホースがオススメ!!
K3サイレントの場合、純正の水道ホースと水道蛇口用のカップリングの2つを必ず買わないとイケナイということになりますが、これって結構面倒ですよね。お金も掛かるし。
そこでオススメなのは、Takagiから販売されている市販の水道ホースです!!
これならホースの金額も安いし、両側にカップリングがついているのでケルヒャーと蛇口をカンタンに繋げることができます。
これならカップリングを別に購入する必要がありません!!
この水道ホースだけ買ってもらえればK3サイレントを蛇口に繋いで簡単に使えます!おまけに価格も安いので絶対にオススメです!!
レントリースタッフでちゃんと動作確認もしているから安心して使ってください^^
この水道ホースとカップリングの問題に関してはこちらで詳しく説明しています!
⇒ケルヒャー 高圧洗浄機 水道ホースとカップリングの問題をカンタンに解決する方法!!
一度装着したら取れない部品がある
もう一つ不満が残ったのはケルヒャーに取り付ける取っ手の部分です。
これは購入時には外された状態で届くのですが、一度取り付けると取り外しができません。。そうするとケルヒャーが入ってた段ボールに入らなくなります。
しかも取り付けをする際にもものすごく堅くてなかなかハマりません。これ壊れてるんじゃないの?ってくらい堅いです。。
実はこれは外す裏ワザがあるんですが、これも設計としてどうなの??って疑問と不満が残るポイントです!!
ケルヒャーK3サイレントの基本スペック
K3サイレントの洗浄力は10MPa
ケルヒャーK3の最大吐出圧力は10MPaです。数字では分かりにくいのですがこの数字実はものすごく恐ろしいのです。汚れはもちろん落としますが、人間の皮膚も簡単に傷つけてしまいます。
間違っても自分や他人にかけたりするのは絶対にやめましょう!
K3サイレントで使用する水の量
ケルヒャーK3の最大吐出水量は360リットル(1時間あたり)です。
これが多いか少ないのか分かりづらいですが、実はこれってものすごく少ないんです。一般的に水道を一時間流し続けている場合3000リットルの水を使うと言われています。
つまり普通に水を流し続ける10分の1程度しか使っていないということです。ケルヒャーって水道水を90%も節水してくれる超節水マシンだったのです!!
K3サイレントを実際に使ってみた感想をレビュー
さてさて実際にどれくらい洗浄力があるか試してみました!!
ケルヒャーK3の洗浄の様子を動画でレビュー
一発で分かるのは動画なのでまずは動画をチェックしてみてください!
ケルヒャーK3の洗浄の様子を実写レビュー
洗浄前はこんな感じです。まっくろで泥や汚れがべったりとくっついてて、真っ黒になっています。
そこにケルヒャーのノズルを付けて噴射を開始してみます。
噴射が強くなってきたところでガッツリ汚れに当てて行きます!!
噴射している部分を汚れに沿ってビーーーって当てて行くだけ。やってて結構面白いw
ジャーン!!
こんなキレイになっちゃいます。CMとかでやっているケルヒャーですが全然大袈裟じゃないのが分かります。
こんなにキレイになるとは正直思っていなかったです。じつはこの汚れ5〜6年前から放置していたモノで、汚れがかなりベッタリしててキレイになるのか不安でした。
でもこの通りキレイに。こすらないでも取れるし、本当にラクチンです!!
時間にするとたぶん1分くらいの感じです。グングン取れるので時間も掛かりません!!
K3サイレント準備や接続方法など使い方を写真で説明
K3サイレントを準備して使うまでの手順を簡単に説明していきます。写真で手順をレビューしていくので誰でも分かると思います!
①箱から出す
②本体と電源を繋ぐ
③水道にカップリングをはめる
カップリングを蛇口にはめたら、水道ホースをハメる。ワンタッチで「カチャ」っと接続できます。
これがないと、ホースが外れてしまうので要注意!カップリングはこちらで購入できます。
④ホースの反対側をケルヒャー本体に装着
まずは、ケルヒャー本体に、カップリング接続用の部品を取り付けます。
カップリングを使用すればワンタッチでカンタンに接続できます。
⑤高圧ホースを本体に差し込む
高圧ホースのキャップを外し、ケルヒャー本体の背の部分の穴に差し込みます。
⑥高圧ホースの反対側をトリガーガンに接続する
トリガーガンのホースをセットする部分をグイッと引き出します。
高圧ホースの反対側をトリガーガンに取り付けます。
⑦蛇口を回して、ケルヒャーの電源を入れる
ノズルにある引き金をひくだけで高圧洗浄ができます!!
K3サイレントのネット上の口コミを紹介
<K3の良い口コミを3つ紹介>
ノズルからの水吐出音よりも本体の稼働音方が静か
頑固な汚れもすぐに落ちます。付属品もとてもいい。
両親のために購入しました。実家とその周辺が綺麗になり、両親も喜んでくれました。
名前にもあるようにサイレントのようです。データによると体感音は約50%カットされているようです。もちろんその洗浄能力は多くの人が絶賛しています。
付属品での満足感もあり価格に見合った進化を遂げていると言えるでしょう。
注目すべきはプレゼントとしても活躍するという点です。父の日や母の日にプレゼントしてみるのはいかがでしょうか。
<K3の批評の口コミを3つ紹介>
かさばって倉庫から出し入れするのが大変
高圧ホースの作りと取り回しにくさ、自給フィルターが別売りの点
ごついプラスチックのデッキクリーナーの組立てにかなり手間取りました。
悪い評価を全体的に見てみるとケルヒャーの洗浄能力という点に文句をつける人は余りいませんでした。ほとんどの意見は組み立ての段階や片付けなどの洗浄作業以外のことでした。
K2よりも重くなっている分、女性の取り扱いは少ししづらくなった印象です。
最強の高圧洗浄機おすすめランキング20選を比較!安くてコスパのいいモデルも【2024】K2とK3を比較してみた
ケルヒャー高圧洗浄機には前モデルのK2というものもあります。この2つの製品を比較してみました。
Amazonの価格を比較
価格 | |
---|---|
ケルヒャーK2シリーズ | ¥10,000‐17,000 |
ケルヒャーK3 | ¥18,883 |
ケルヒャーK3サイレント | ¥18,976 |
価格につきましてはやはり進化系であるだけに跳ね上がっています。
実際に価格の差額分の進化やお得な点はあるのでしょうか?
セット内容を比較
K2シリーズ | K3サイレント | |
---|---|---|
トリガーガン |
〇 |
〇 |
バリオスプレーランス |
〇 |
〇 |
高圧ホース(5m) |
〇 |
✕ |
高圧ホース(10m) |
✕ |
〇 |
サイクロンジェットノズル |
✕ |
〇 |
テラスクリーナー |
✕ |
〇 |
K2シリーズ
セットによりばらつきはあるが基本セットはこのようなモノです。
ホームキットやカーキットなどではノズルとブラシが1つずつ追加される形になります
【使って比較】ケルヒャー高圧洗浄機K2・K2クラシック・K2ホームキットを口コミレビュー!K3サイレント
サイクロンジェットノズルは洗浄能力が非常に高く汎用性が高いので、これがセット内容に含まれているというのは嬉しいポイントです。
そしてK2よりも高圧ホースが長いというのも嬉しいポイント!K2では ”ホースが短い” という欠点が口コミで多く寄せられていたのでここも改善されて良い点です。
さらにK3より上位モデルとしてK4があります。K4について詳しく書かれた記事があるのでご参照ください!
ケルヒャー高圧洗浄機:K3の使い方を紹介
使い方を紹介
Step1
まずはパーツがバラバラに入っているので本体の取っ手などを取り付けます。この時ドライバーが必要になります。
Step2
次に洗剤タンクを取り付けます。こちらはドライバーなどの工具不要で押し込めば入ります。カチッと音が鳴るまで押し込めば取付完了です。
ここまでの作業は10分もかからない簡単な作業です!
Step3
次にホースで本体と水道をつなぎ、蛇口をひねって水を出します。
噴き出す側のホースも取り付けトリガーガンと用途に応じたノズルを装着。
Step4
水道が開栓されたことを確認し本体の電源を入れてポンプを稼働させます。
Step5
全ての準備が整ったところでトリガーを引き掃除を開始してください。
準備段階での注意点
1 怪我に注意しましょう。
2 蛇口→電源の順番を順番を守りましょう。本体破損の原因になります。
片付け方を紹介
Step1
全て掃除が終わったら、まず初めに本体の電源を切りましょう。
Step2
電源を切ったら蛇口の水を止めホース類をすべて外しホースの中にたまっている水を抜きます。
Step3
片付けでの注意点全てのパーツを直射日光を避けて干し乾いたところで収納しましょう。
片付けでの注意点
1 掃除が終わったら必ず電源→蛇口の順番で片付けましょう。
2 乾燥が不十分だとカビや臭いの原因になります。十分に乾燥させましょう。
ケルヒャーK3を使うときの注意点
ケルヒャーK3本体を濡れないようにする
高圧洗浄機はモーターで水をくみ上げているためコンセント部分や本体の部分の意水がかかってしまうと故障してしまう可能性があります。
モルタルの崩れ、ペンキの剥がれ
かなり強い勢いの水で汚れを落としていくため汚れ以外にもモルタルを崩してしまったり塗装のペンキを剥がしてしまうことがありますので水圧を調整して使いましょう。
服装を整える
ケルヒャーK3の水勢は人間の皮膚を傷つけてしまうほどの勢いなので、作業中は肌の露出を控えゴーグルやマスクの着用もしましょう。
小石や砂などが跳ねてけがをする恐れもありますので服装には気をつけましょう。
通行人や近隣の方への配慮
高圧洗浄機の水は数m先まで飛んでいくことがあります。また砂や砂利が飛んでいくこともあるので常に周囲の状況を確認しながら安全に使いましょう。
ケルヒャーK3が活躍するシーン
Scene1 洗車
私自身イチオシの使い方です!ケルヒャーK3があればちょいの間にあっという間に車をきれいにできてしまいます。
洗車は水洗いから泡で洗い乾燥させワックスまでかけますが毎回全過程を行っていたら大変なので3回に2回はケルヒャーのみの洗車でもよいかもしれません!
Scene2 インターロッキング
こちらの動画、かなりきれいになってます!ぜひ一度見てみてください!
駐車場のインターロッキングや玄関先のインターロッキングなど、砂や汚れなどがたまりがちです。そこにケルヒャーK3をささっと吹きかければ砂や汚れを被っていたレンガが一気にきれいになります。塗装の剥がれなど気にする必要がないので心おきなくがっつりときれいにできますよ!
Scene3 藻が生えるベランダ
洗濯物を干したりするベランダは湿気がおおく藻が生えやすい環境なので掃除が必要ですが、なかなか掃除できませんよね!そんな時にはケルヒャーK3でさっくり掃除しちゃいましょう。今まで見たこともなかったようなきれいなベランダが現れることでしょう!
ケルヒャー高圧洗浄機K3サイレントのまとめ
今回はケルヒャーK3サイレントの紹介でしたがいかがでしたでしょうか?
口コミやレビューを見ているとK2と比べてかなりの進化があったようです
問題だった騒音も解決され付属品も充実し値段以上の商品になっているのではないでしょうか。
使い方も簡単に紹介しましたが、使う際に気を付けることもあるので安全に掃除ができるようにしっかり押さえておきましょう。
私自身ケルヒャーを愛用していますがかなりおすすめです。洗車とか楽しくなります、今では毎週末ケルヒャーできれいにすることが日課になっています。
一家に一台ケルヒャーいかがですか?
ケルヒャーに関するおすすめ記事はこちら
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