NEO、つまり新しいクラシックというコンセプトで作られたこのチェキ、いったいどんなチェキなのでしょうか!?
富士フィルムから出ているほかのチェキとも比べながらこのinstax mini 90 をレビューしながら詳しく見ていきましょう!
- instax mini 90でできるチェキの新しい表現
- instax mini 90の使い方を画像付きで解説
- アクセサリーとフィルムで広がるチェキの世界
チェキについて知りたい方は、こちらも合わせてお読みください
→【最新】チェキがおすすめな2つの理由と人気ランキングを紹介!
目次
写真だけじゃなくカメラ自体もインスタ映え!
チェキ instax mini 90 ネオ クラシックは多彩な写真を撮れるところ、そして高いデザイン性が魅力です。
このチェキは、様々な機能が搭載されています。例に挙げると写真の濃淡のコントロールや接写モードなどなど…
これらは説明していくとしましょう!
まずはチェキ mini 90の見た目です。

引用:http://instax.com/mini90/pt/
フィルムカメラっぽい感じもしますが、でもそんなに古臭くもない。むしろ新しい感じもするってコンセプト通りって感じですよね!
チェキって最近若者で流行ってるイメージ、しかも女の子が使ってる印象が強いですがこの見た目なら大人の男性でも持ち歩けそうです。
さすが公式サイトでも「大人のガジェット」と謳っているだけはありますね!
たしかに、他のチェキはかわいいデザインのものが多く少し手が出しづらかったです。でもこのチェキ instax mini 90見た目なら人を選ばず持ち歩くのが楽しくなりそうですね!むしろ逆に大人びていていい感じです!
付属のストラップをつけておしゃれに持ち運べるのもいい点ですね。チェキって正直言うと手に持って歩くには少し邪魔ですし楽に且つおしゃれができるとは一石二鳥です!

引用:http://instax.com/mini90/pt/
これで見た目でチェキを嫌厭していた方もinstax mini 90で胸を張ってチェキデビューができますね!
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チェキ instax mini 90 ネオ クラシックの価格
このinstax mini 90の価格は15,280円です!
他のチェキと比べたらこの チェキ instax mini90 ネオ クラシックは割と高い方かもしれません。
それでも絶大な人気と、とても良い評判から考えると妥当な値段だとも思いますし見た目の高級感も他のチェキより群を抜いてあります。
この性能とこの見た目では全然ありですね!
新モードを使ってみた!
さて、このinstax mini 90には新機能(NEO)が備わっています。
新機能のモードである二重露光とバルブモードをさっそく見てみましょう!
幻想的な写真が撮れる”二重露光”
まずは二重露光です。この言葉、カメラを少し触ったことがあるなら聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
この二重露光というモードはその名の通り、二つの光を重ねて(二回シャッターを切って)撮るモードです。これじゃわかりにくいですよね…
簡単に言うと二回切るシャッターのうち一回目で撮った写真の暗い部分に、二回目の写真が映り込んできます。
一度シャッターを切って暗い(フィルムに比較的光が当たっていない)ところに、再度光を当てて写真を上乗せするということです。これを使いこなせればこんな感じの写真を撮ることができます!

引用:http://instax.com/mini90/pt/

引用:http://instax.com/mini90/pt/
注意点としては、一度目で写真全体が明るすぎると、上乗せする余裕がないので失敗してしまうかもしれないことです。
美術の時間に光の三原色だとか習いませんでしたか?光というのは、絵具と違って足せば足すほど明るく(白く)なっていくものですからね。二回シャッターを切るということは二倍出来上がる写真が明るくなる(白とびしやすい)ということです。
さて小難しい話は置いておいて、用はこのモードを使いこなすには明るい場所、例えば太陽が燦燦と照っている昼間とかでは、一度目のシャッターは少し暗めに撮ることが大事だということです!
具体的にどのように撮影するのか手順を説明すると、
- STEP.1二重露光モードの選択
まずinstax mini 90のMODEボタンを押して四角が二つ重なった二重露光モードを選択しましょう。
- STEP.2一枚目は少しアンダーに撮ろう!
一回目のシャッターは影がしっかり出るような写真を撮る。例えば、夕焼けのシルエットとか使うときれいかも!他にも影でなくても明るすぎなければ大抵は大丈夫です!
後述の濃淡調整という機能の「D」を選択して使えばチェキが自動で写真を暗めにしてくれるので便利です。
- STEP.3二回目に重ねる写真は花がおすすめ
二回目の写真が一回目の写真に上に重なります。ここで花などを撮ると幻想的な写真になります。ここはあなたのセンス、表現したいもの次第でしょうか?空の雲を撮ってみたりしてもおもしろそうです。
という感じでしょうか。
二重露光は少し難しいモードではありますが、普通では撮れない幻想的な写真が撮れるのでぜひ使いこなしたいモードです!
もし最近のデジカメを持っているのならこのモードが搭載されていることも多いのでそちらで練習してからの使用をお勧めします!
新しい表現がたくさんできる”バルブモード”
さて二つ目の新機能、バルブモードです。
このモードを使うとシャッターボタンを押している間だけ、シャッターを開けておくことができます。
これによって何が可能かというと、こんな写真を撮ることができます!

引用:http://instax.com/mini90/pt/
さてさて、バルブモード面白さを知ってもらえたでしょうか?
シャッターを開けておく長さを自分で調節できるとこんなに面白いことができるんです!
車のテールランプが尾を引くように伸びている写真とか一度は撮ってみたいですよね。あとはペンライトを使って文字や絵を書くこともできます!!

引用:http://instax.com/mini90/pt/
二重露光のところと話がかぶりますが、写真というのは結局のところ光を記録するものですから、光をフィルムに当てすぎると明るすぎて真っ白になってしまいなす。
なのでこのシャッターを長い時間空けるということは光をいっぱいフィルムに当てるということになってしまうので、明るい昼間には使えないということになります。
ですからこのモードの本領発揮は夜ということになりますね!先ほどのペンライトとかじゃなくても夜にチェキを使って写真を撮るときはこのモードは大活躍なはずです。
夜に外で普通に写真を撮ろうとしても暗くて何も映らないと思いますが、このモードでシャッタースピードを調節すればうまく撮影できるかも!
…といってもこのモードをinstax mini 90で使いこなすのは少々難しいかもしれません。
自分でシャッタースピードを調節するというのは、言ってしまえば自分の勘で調節しなければならないということですから思い通りの明るさの写真にならないかもしれないです。
それから、1秒以上バルブモードを使用するとなると手ぶれが気になってきます。人間そんなに長くものを持った状態で静止できる生き物ではないので、こういう時には三脚が必要になってきます。
なんと、instax mini 90には三脚穴がついているので三脚を使用することができるのですが、チェキと三脚を同時に持つのもなんかおかしな感じがしちゃいます。
そもそも、チェキって気軽に撮影・現像が楽しめるものだと思っているので、三脚を持ち出すのはチェキの手軽さを殺してしまっているような気がしなくもないです。
といってもチェキの独特の雰囲気でバルブモードを使うことができるのならそれはそれで新しくて(NEO)ということでいいのかもしれませんね。
なにはともあれ、面白いモードであることに変わりわないので、instax mini 90 neo classicをぜひ一度は使って見たいモードですね。
様々で便利な撮影モードたち!
ではinstax mini 90に搭載された新しいモードの紹介が終わったところで、他に搭載されている機能を紹介します。instax mini 90の小さなボディにはいっぱい機能がつまっているんです!
高機能フラッシュでどんな場面にも対応!

引用:http://instax.com/mini90/pt/
instax mini 90には露光を調整できるようにフラッシュがついています。シャッターを押せば自動でチェキ自体が光の強さを最適になるように計算して決めてくれるので簡単に暗い場所でもチェキを使うことができます。
背面のボタンでフラッシュを発光禁止や赤目防止に設定することもできます。
暗いところだけではなく、昼間でもフラッシュを使うと写真の仕上がりが変わってくるので試してみてください!
パーティーモードで背景もくっきりと!

引用:http://instax.com/mini90/pt/
このモードを使えば、暗い室内でも背景がしっかり写ります。これでパーティーやお祝い事など、どんな場所で写真を撮ったのかをちゃんと記録することができます。
素早く動く子供もこれで安心のキッズモード
子どもとか動物とか素早く動くものを撮ると被写体がぶれてしまうときがありますよね。このモードはシャッタースピードを速くしてくれるので、それを防いでくれます。一瞬を逃せないとき、そのうえ一枚一枚を大切にしたいチェキにおいては、これはうれしい機能です。
遠景モードで遠くでもくっきりとした写真に!
写真を見比べてみるとはっきりわかりますが、このモードを使えば遠くにあるものを撮影したときにはっきりと写してくれます。旅行とかで役立ちそうなモードですね。
目安としては3m以上から使うのが効果的なようです。
濃淡コントロールで写真の明るさを自分好みに

引用:http://instax.com/mini90/pt/
これは二重露光モードのところで少し触れましたが、写真の明るさを調節できるモードです。D(暗め)、ノーマル、L(明るめ)、L+(かなり明るめ)の四つを選択することができます。シックな感じにしたいときは暗めに、楽し気な印象にしたいときは明るめがおすすめです。また、色を濃く出したいときには暗めがいいでしょう。
接写(マクロ)モードを使えば近くの物もはっきりと撮れる!
接写って結構できると便利なものなんです。
たとえば、お店に行って出てきた料理を撮影しようとしたときに、近くによって撮影できないと、体を後ろにのけぞらせてきつい態勢になる上に、出来上がる写真はお皿が小さく写ってしまってインパクトに欠けるうえ、余計なものが写ってしまうことも…
そんなときにこのモードが役立ちます。
通常instax mini 90の最短撮影距離(被写体に対してどこまで近づいてもピントが合うかの指標)は60cmですが、このモードを使用しているときは被写体に30cmまで近づいてもピントが合うようになります。
最も、30cmまで近づくよりは40cm程度が一番シャープで綺麗に写るようです。それにしても、接写モードを選択するだけで近くのものを大きく撮影できるんですから、便利ですよね。
注意点として、このモードを選択しているときは、写真が暗くなりがちなようです。そんな時は、先ほどの濃淡調整からLやL+を選択して併用するなどで解決しましょう。
チェキ instax mini 90 ネオ クラシックの使い方
ではこのinstax mini 90にどんな機能が備わっているのかを知ったところで、操作方法を簡単に見てみましょう。
まずは前面にある電源ボタンを矢印の方向に回してみましょう。
レンズが前に繰り出してきました!これで起動完了です。ちなみに電源を切るときも同じように電源ボタンを矢印のほうへ回せば大丈夫です。
その次に、フィルムをセットしてみましょう。
背面の上にある裏蓋のロックを右側にずらしてみましょう。すると、後ろ側がパカっと外れます。
中の黄色い指標とフィルムパックの指標を合わせて、入れたら裏蓋をもとに戻します。
すると、フィルムパックのカバーが自動的に排出されるので、取り除いたらもう準備完了です!
次にシャッターボタンですが、instax mini 90にはシャッターボタンが二つあります。
どっちを押しても同じように写真を撮ることができます。これは構え方や持ち方で状況に応じて使いやすいほうを使えばよさそうです。
また、電源ボタンと同じところに配置されているため、思い立った瞬間に素早く撮影できそうなのはいいですね!
シャッターボタンを押すだけで写真を撮ることはできますが、使いこなすためには、いろんなモードの使い方を知っておかなくてはなりません。背面のモードボタンを見てください。
これで先ほど説明した様々なモードを切り替えることができます。試しに一度押してみるとパーティーモードが選択されました。
続けてモードボタンを押すことで、他のモードに切り替えることができます。また、レンズの横にあるダイアルを回すことでも切り替えができます。
ではその隣のボタンです。これはフラッシュの有無を選択できるボタンです。基本的にはいじらなくてもいいと思いますが、かしこまった場でフラッシュをたきたくないときはOFFにするのがよいでしょう。
その横はセルフタイマーボタンです。このボタンを押してから撮影すると十秒後に自動で撮影をしてくれます。
自撮りできないような大人数で自分も写真に入りたいときにこのモードを覚えておくと活躍すること間違いなしです!
では、さらにその横、濃淡調整のボタンです。一度押すとL、二度推すとL+、三度押すとDという感じで変化します。このボタンはよく使うでしょうから覚えておくと便利でしょうね。
最後のボタン、接写モードですね。ボタンを押すとレンズが少し引っ込みます。ファインダーもマクロ用に変化します。使ったらもう一度押してもとに戻来ましょう!
instax mini 90は充電式バッテリーで動く!
そして、使い方とは少し違いますが、このinstax mini 90は乾電池ではなく、充電式バッテリーで動きます。
わざわざ乾電池を買う必要がないのはうれしい点ですが、旅行の際にこのinstax mini 90と共に充電器を持って行くことを忘れてしまうと、バッテリーが切れたときにはどうしようもありません。
しかし、instax mini 90のバッテリーは持ちがよく、一気に100枚ほどは撮影することができるようです。これなら、バッテリー忘れさえ気を付ければ心配はいりませんね!
また、このチェキには三脚穴が底面についています。二重露光やバルブ撮影のことを考えてのことでしょうが三脚をお持ちの方は使ってみてください。
こういう多様な性能がチェキ instax mini 90 ネオ クラシックがとても評判が良い理由です!
チェキの自撮りにはコツがあった!
チェキを使って自撮りする方は多いのではないですか?実はinstax mini 90を使用して自撮りするときに知っておくと便利なことがあるんです!
それは何かというと、カメラを自分のほうに向けたときに前面にあるシャッターボタンを見て下さい。反射して自分の姿が見えますよね。これである程度どんな写りをするかを確認することができるんです!
チェキにはスマホの自撮りみたいに仕上がりを見ながらの撮影はできませんから、これはうれしいですね。
あと、これは知っている方が多いと思いますが、カメラ本体は上に掲げて、目線はレンズの少し上を見るのが良いようです。
僕は恥ずかしくて自撮りはやりませんが、自撮りも奥が深いみたいですね。
写真をかじっている身からのアドバイスとしては、あまり強い光源下、蛍光灯などの下での撮影は避けたほうがいいと思います。
以上、様々な観点からこのチェキ instax mini 90 ネオ クラシックを見てきましたがいかがでしょうか?
少しでも気になる方は「1回使ってみる」という方法もあります!
チェキ instax mini 90 ネオ クラシックにぴったりの専用ケース
チェキ mini 90には専用のケースが販売されています!
やはり本体の見た目同様に、チェキ mini 90のケースには高級感がありますね。
素材は牛革で高級感のある見た目ですね。ケースに入れたまま撮影できるので常にチェキ本体を保護できそうですね。
instax mini 90 ネオ クラシックで使えるフィルムたち
instax mini 90 neo classicで使用できるフィルム、実はよくある真っ白の枠のフィルムだけではないんです!こんなキャラクターものの可愛らしいものから
シンプルでお洒落なデザインも!
そして!ついにチェキのフラッグシップ機であるSQ10の後継機が発表されました!
新機能満載のSQ20を徹底的にレビューしたので是非ご覧ください!
これらはinstaxシリーズのフィルムをまとめた記事で紹介しているので要チェックです!

まとめ
instax mini 90の機能・使い方をまとめてみました。男の僕でも持ち歩きやすい、むしろかっこよくて持ち歩きたいデザインです。
この記事を見て、チェキに興味をもった方がいたらうれしいです!チェキデビュー、instax mini 90で始めてみましょう!
- デザインが好みな場合や、一風変わった表現をしたいならinstax mini 90はおすすめ!
- 基本的な機能も揃っているので困ることなし!
- チェキに手が出しづらかった方は、ここから始めてみよう!
チェキのminiシリーズは90の他にも8+や70などがあります。ぜひ合わせてお読みください!
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