毎日のドライヤー時間をながら作業に変えてくれる「ハンズフリードライヤー」。テーブルや床に固定して使えるため、メイクやスキンケアをしながら・本やスマホを見ながらでも髪を乾かせます。マイナスイオン機能や冷風モードを備えたものも多く、ヘアケアにこだわる人にもおすすめです。
しかし、ハンズフリードライヤーには置き型やスタンド型などさまざまなタイプがあり、どれを選ぶべきか迷ってしまう人は多いはず。買ってから後悔しないために、ハンズフリードライヤーのメリットや選び方をしっかりと理解しておきたいですよね。
そこで今回は、今注目のハンズフリードライヤーについてPicky’s編集部が解説。ハンズフリードライヤーの特徴や失敗しない選び方、人気商品ランキング10選をまとめました。プロ愛用の人気メーカーBISARA(ビサラ)の商品も登場するので、ぜひ最後まで見逃さないでください。
目次
ハンズフリードライヤーとは?メリット・デメリットをご紹介

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ハンズフリードライヤーとは、名前の通り手で持たずに使えるドライヤーのこと。付属のスタンドに掛けるタイプや、自立する置き型タイプなど形状はさまざまです。両手が空くため、メイクやスキンケア、スマホ操作などながら作業が叶います。忙しい朝やお風呂上がりの時短にぴったりです。
ハンズフリードライヤーのメリット

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- 他の作業をしながら髪を乾かせる
- 腕や肩の負担を軽減できる
- 角度調整や首振り機能に対応したタイプも
ハンズフリードライヤーの最大のメリットは、両手が自由になること。スマートフォンを操作したり、スキンケアをしながら、同時に髪を乾かせます。忙しい朝や疲れた夜でも、効率よくヘアドライやセットができるのは大きな利点です。
さらに、ドライヤーを持ち上げる必要がないため、腕や肩が疲れにくいのも嬉しいポイント。乾かすのに時間がかかるロングヘアの方はもちろん、重いドライヤーを持たずに安全に乾かせるため、小学生くらいから一人でヘアドライができます。
ハンズフリードライヤーのデメリット

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- 髪全体を均一に乾かすのが難しい
- 設置スペースが必要
ハンズフリードライヤーは便利な反面、髪全体を均一に乾かしにくいというデメリットがあります。角度や高さを調整できるモデルもありますが、位置によっては乾きムラが出ることも。効率よく乾かすには、ドライヤーの向きを変えたり、自分が少し動いて風を当てたりなどの工夫が必要です。
もうひとつの注意点は、設置スペースが必要なこと。テーブルやドレッサーで使う場合は、コンセントの位置やコードの長さも確認しておきましょう。洗面台や自室に置きっぱなしにするなら、サイズ感やインテリアになじむデザインを選ぶと快適に使えます。
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ハンズフリードライヤーの選び方
ここからは、ハンズフリードライヤーのおすすめの選び方を紹介します。商品のタイプ・風量・機能など、使いやすいハンズフリードライヤーを見つけるためのポイントをまとめました。
手持ちでも使えると便利!ドライヤーの「タイプ」から選ぶ
ハンズフリードライヤーには、「置き型」「スタンド式」の2種類があります。それぞれの特徴や価格相場を解説しているので、自分に合うものを選びましょう。
置き型:ハンズフリー・手持ちの両方で使える
置き型は、付属の専用スタンドにドライヤーを掛けて使います。スタンドから外せば手持ちのドライヤーとして使えるため、風が届きにくい部分をドライしたり、旅行先などに持ち運びたいときに便利です。
スタンド型に比べるとコンパクトなものが多く、収納・使用時にスペースを取らないのもメリット。価格相場は1万5,000~2万円程度で、比較的リーズナブルに購入できます。
編集部
スタンド式:ハンズフリー専用!角度・高さ調整が可能

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スタンド式はスタンドとドライヤーが一体化したハンズフリー専用モデル。手持ちとしては使えませんが、角度や高さを細かく調整できるため、髪全体を効率よく乾かせます。価格は、3~6万円前後とやや高めです。
スタンド式には、卓上型と床置き型の2種類があります。床置き型のハンズフリードライヤーは、ソファやベッドといったテーブルがない場所でも使えるのが魅力。卓上型よりサイズは大きいものの、くつろぎながら髪をドライしたい人に最適です。
スタンド式のハンズフリードライヤーといえば、「BISARA(ビサラ)」の製品が大人気。高さ100cm以上の床置き型モデルを豊富に取り扱っており、使い勝手に優れています。マイナスイオンや美髪モードなど、髪をいたわる機能も豊富です。
速乾性にこだわるなら「風量」は1.5m³/分以上が理想

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ハンズフリードライヤーは、設置場所や頭の位置によって吹き出し口との距離が離れやすく、手持ちタイプより乾くのに時間がかかる場合があります。効率よく乾かすためには、風量の大きさが重要なポイントです。
- 目安:速乾を求めるなら、風量 1.5m³/分以上のモデルを選ぶ
- ポイント:風量調節ができるモデルなら、前髪セットや子どもの髪を乾かすときにも使いやすい
しっかり風量が確保できるモデルを選べば、忙しい朝やお風呂上がりでも時短で快適にドライできます。
髪のダメージを防止できる「搭載機能」にも注目
ハンズフリードライヤーは、商品によってさまざまな機能を備えています。中でも、髪の健康を守るヘアケアに役立つ機能は要チェックです。以下のポイントを参考に、自分の髪質や用途に合った機能を選びましょう。
温度調節機能

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温度調整ができるハンズフリードライヤーは、髪の状態に合わせてドライができるのが特徴。「冷風モード」「冷風・温風モード」を備えたものが多く、髪の過度な乾燥を防ぐことで、ツヤのある髪へ近付けてくれます。
最近では、60℃前後の温風を送る「低温風モード」を搭載したドライヤーもあり、髪や頭皮へのダメージが気になる人におすすめ。また、温度調節機能は、「夏に温風に当たるのが辛い」「子供の頭皮が火傷しないか不安」といった場面でも役立ちます。
関連記事:【髪がパサつかない】低温ドライヤーおすすめ15選!速乾で美髪を叶える人気モデル登場
マイナスイオン機能

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ドライヤーのマイナスイオン機能は、髪の静電気・乾燥を軽減する効果が期待できます。髪のパサつきや広がりが気になる人はもちろん、普段からヘアケアにこだわりたい人にはマストとも言える機能です。
快適に使うために「静音性」や「安定性」にこだわろう

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ハンズフリードライヤーは手を使わない分、通常よりドライに時間がかかりやすいのが難点。長く使ってもストレスがないように、なるべく静音性の高いものを選びましょう。動作音が60dB以下のドライヤーであれば、比較的静かに使用できます。
また、ハンズフリードライヤーの安定性も要確認。使用中に倒れたり首の角度がズレたりすると、使いづらいだけでなく、怪我のリスクが発生します。スタンドの形状や滑り止めの有無を確認し、安定感が高いハンズフリードライヤーをチョイスしてください。
とはいえ、ネットで購入する場合は、商品ページの情報だけで静音性・安定性を判断するのは難しいでしょう。そんなときは、実際に購入した人の口コミやレビューを参考にするのがおすすめです。
ハンズフリードライヤーおすすめ人気ランキング比較一覧
商品 | 最安価格 | タイプ | 搭載モード | 風量 | コードの長さ | 消費電力 | サイズ | 自動首振り機能 | 角度調整機能 | マイナスイオン機能 | 風量調節機能 | |
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![]() | BISARA ハンズフリースタンドドライヤー | ¥39,600 Amazon楽天市場Yahoo! | スタンド式 | 温風/冷風/美髪 | 1.3㎥/分 | 約1.75m | 1,100W | 約24×24×92~135cm | 左右20° | 上下180° | ○ | ○ |
![]() | Dr.Beau KAZE nice Dryer Premium DB-KP505 | Amazon¥16,800 楽天市場Yahoo! | 置き型 | 低温風/冷風 | 1.5㎥/分 | 約1.8m | 1,200W | - | - | - | ○ | ○ |
![]() | BISARA PRO ハンズフリースタンドドライヤー | ¥59,400 Amazon楽天市場Yahoo! | スタンド式 | 温風/冷風/美髪/チャイルド | 2.2㎥/分 | 約1.75m | 1,300W | 約24×24×92~135cm | 左右20° | 上下180° | ○ | ○ |
![]() | Re・De Hairdry | Amazon¥29,700 楽天市場Yahoo! | 置き型 | BASIC/BASIC2/GLOW/DESIGN/STAND | 3.6㎥/分 | 約1.8m | 1,000W | 本体:18.5×3.8×17cm/スタンド:11.7×7.2×16.8mm | - | - | ○ | - |
![]() | コイズミ ヘアドライヤー KHD-9130 | ¥4,895 Amazon楽天市場Yahoo! | 折りたたみ式 | HOT/SCALP/COOL | 2.0㎥/分 | 約1.7m | 1,300W | 20.3×8.5×21.2cm | - | - | ○ | ○ |
![]() | BISARA Light ハンズフリースタンドドライヤー | ¥29,700 Amazon楽天市場Yahoo! | スタンド式 | 温風/冷風/美髪 | 1.3㎥/分 | 約2m | 1,300W | 約26×26×81~142cm | - | 上下180° | ○ | ○ |
![]() | PAUZ スタンディングドライヤー PHD-A1T | ¥15,016 Amazon楽天市場Yahoo! | スタンド式 | 高温/低温/冷風 | 31.4㎥/秒 | 2m | 650W | 34×9×9cm | - | - | ○ | ○ |
![]() | Nobby by TESCOM ドライヤー NIB500B | ¥14,880 Amazon楽天市場Yahoo! | 置き型 | HIGH/LOW/COOL | 2.3㎥/分 | 1.7m | 1,300W | 約24.5×8.1×22.6cm | - | - | ○ | ○ |
![]() | MRG ハンズフリードライヤー standdryer001 | ¥9,990 Amazon楽天市場Yahoo! | スタンド式 | 温風/冷風 | - | - | 1,400W | 23×12.2×110cm | - | 上下180° | ○ | ○ |
![]() | Areti ヘアドライヤー d1621 | ¥9,980 Amazon楽天市場Yahoo! | 折りたたみ式 | 温風/冷風 | - | 2m | 1,000W | 7.5×20×21cm | - | - | ○ | ○ |
高さ&角度調整可能!ソファで使えるスタンド式
ハンズフリードライヤーブランドBISARA(ビサラ)のスタンダードモデル。床に自立するスタンド式で、ソファや椅子に座りながら髪をドライできます。左右20°、上下180°に角度を調整できるため、頭部全体をまんべんなく乾かせますよ。
独自のツインエアシステムを採用しており、2つの吹き出し口から風を出すのが特徴。口コミには、「風はそれほど熱くないのに、風量があるからすぐに乾く」との声が見られました。また、スタンドは高さ調整ができるので、子どものヘアドライにも便利です。
最大60℃!低温風で優しく髪をドライできる
Dr.Beau(ドクタービュー)は、KALOS BEAUTYが展開している美容・健康ブランド。ハンズフリー・手持ちの両方で使えるヘアドライヤーです。折りたたみ式スタンドが付属しており、好みの角度でドライヤーを固定できます。
メーカー独自のW遠赤外線技術を採用。髪の水分をキープしつつ、しっとりとしたツヤ髪に仕上がります。また、最大60℃の低温風でドライするため、髪・頭皮のダメージを軽減できます。口コミには、「音は大きいけど髪がサラサラになる!」との声が見られました。
子どもにも使いやすいチャイルドモードを搭載
BISARAのハイエンドモデルにあたるハンズフリードライヤー。パワフルなブラシレスDCモーターを搭載しており、2.2㎥/分の大風量で髪をドライできます。動作音は62dBで、スタンダードモデルから約20%の静音化を叶えています。
また、風量・温度をやや抑えたチャイルドモードを搭載しており、子どもの髪を乾かすときも安心です。口コミには、「自分で動かないと欲しいところに風がこない」という声がある一方で、「大風量でパワフルに乾かしてくれる」といった意見が目立ちました。
スリム&おしゃれなデザインで置きっぱなしに◎
ライフスタイルブランドRe・De(リデ)のハンズフリードライヤー。付属のスタンドにドライヤーをセットできる置き型タイプです。本体は255gと軽く、スリムなデザインになっているため、洗面所に置きっぱなしにしても生活感が出ません。
「軽いのに風量がすごい」と、購入者からも高評価です。また、BASIC・GLOW・DESIGNなどの5種類のモードを搭載。ハンズフリーで使うときは、弱風&低温のSTANDモードが推奨されており、他の作業をしながらのドライに役立ちます。
出先でも使える!スタンドなしで自立する折りたたみ式
持ち手が台座代わりになる折りたたみ式のハンズフリードライヤー。スタンドがいらないので、いつでも好きな場所でハンズフリーで使えます。本体は495gと軽く、手持ちドライヤーとしても使いやすいのはもちろん、出先への持ち運びが簡単です。
また、ドライヤーの外側・内側の両方からマイナスイオンを放出するダブルフロー式を採用。マイナスイオンが髪を包み込み、ツヤ感へと導いてくれます。購入者の口コミには、「音が大きい」「SCALPモードが低温なのが嬉しい」といった声がありました。
角度調整可能!欲しい機能が揃ったエントリーモデル
お手頃なスタンド式ハンズフリードライヤーが欲しい人におすすめの商品。BISARAのエントリーモデルながらも、上下180℃の角度調整機能や髪を労わるマイナスイオン機能を備えており、毎日のヘアケアに役立ちます。
美髪モードでは、温風・冷風を交互に切り替えることで、髪を優しくドライ。熱や過度な乾燥によるダメージを軽減してくれます。購入者には「リモコンで簡単に操作できる」「見た目がかっこいい」と評価される一方で、「うなじあたりが乾かしにくい」との口コミも見られました。
独自技術で風量を変えても体感温度を一定に維持!
PAUZ(パウズ)から登場しているスタンド式ハンズフリードライヤー。高さ34cmの卓上型で、テーブルや洗面台に置いて使えます。ホワイト・ブラックの2種類が展開されており、「ドライヤーに見えないほどおしゃれ」と購入者からは高評価です。
また、独自のスマートヒーターテクノロジーを採用しており、内蔵のヒーターが自動で温度を調整。風量を変えても、ヘアドライに最適な温度をキープしてくれます。低温や冷風モードにも対応しているため、さまざまなシーンで役立ちます。
軽量なのに大風量!スタンドは立てて収納できる
Nobby by TESCOM(ノビーバイテスコム) のハンズフリードライヤー。小型なブラシレスDCモーターを搭載しており、本体を軽量化しつつ、2.3㎥/分のパワフルな風量を叶えました。耐久性にも優れており、プロ仕様の大風量を安定して送り続けます。
また、ドライヤーを自立させるためのスタンドは、使わないときは立てて収納できるのが特徴。コンパクトで場所を取らず、限られたスペースで使えます。「軽いから手持ちで使いやすい」との口コミもあり、使い勝手に優れています。
使う場所や身長に合わせて高さを自由に調整できる
MRG(エムアールジー)のハンズフリードライヤー。高さや角度を自由に調整できるので、ソファやベッド、床などの好きな場所で髪をドライできます。風量は3段階でコントロールでき、子どものヘアドライや髪のスタイリングがしたいときにも便利です。
また、本体には温風・冷風ボタンが備わっており、ワンタッチで温度を変えられるのが魅力。何度もボタンを押す必要がなく、操作のストレスがありません。高級感のあるデザインで、お部屋に設置しやすいのも嬉しいですね。
髪の状態に合わせて風量や効果を調整できる
日本の美容家電ブランドAreti(アレティ) のハンズフリードライヤー。折りたたみ式で、スタンドなしでドライヤー本体が自立します。また、ドライヤーの吹き出し口にLEDを搭載しており、青・赤・緑のそれぞれの効果によって髪を労わってくれるます。
LEDの色・風量・温度の組み合わせは30通り以上で、髪質やコンディションに合ったケアが可能。購入者の口コミでは、「風量も大満足」「すぐに乾くのにパサつきにくい」と評価されています。海外使用に対応しており、旅行や出張でも活躍します。
手持ちのドライヤーをセットできる「ドライヤースタンド」もおすすめ!

出典:amazon.co.jp
「ドライヤーを買い替えるのはもったいない」「ハンズフリードライヤーに気に入った製品がない」という場合は、ドライヤースタンドを購入するのがおすすめ。手持ちのドライヤーをセットして、ハンズフリードライヤーとして使うためのアイテムです。
中には、壁掛け設置に対応したスタンドもあり、洗面台などのスペースを取らないのが魅力。高い位置に設置すれば、卓上型では難しい上方向から風を当てられます。
ドライヤースタンドは、ニトリや山崎実業などのメーカーから販売されています。ニトリのハンズフリードライヤーの口コミを下記に紹介しているので、気になる人はぜひチェックしてみましょう。
- 土台がずっしりしていて安定感がある
- 首が360°回転するから調節しやすい
- クリップでドライヤーを固定できる
ハンズフリードライヤーのおすすめまとめ
- ハンズフリードライヤーがあれば手を使わずに髪を乾かせる
- 置き型orスタンド式?自分や使用場所に合ったタイプを選ぼう
- マイナスイオンや温度調節などのヘアケア機能にも注目して
今回は、おすすめのハンズフリードライヤーについて紹介しました。両手が塞がらないハンズフリードライヤーがあれば、忙しい朝でも他の作業をしながら髪をドライできます。ぜひ本記事をチェックして、自分にぴったりなハンズフリードライヤーを見つけてください。