耐衝撃性能をチェックしよう!
耐衝撃性能とはどれだけの衝撃に耐えることができるかを示しています。多くのメーカーは「高さ10mから落としても大丈夫」のように書いています。
スノーボードをする人などは、結構シビアにこの性能が必要です。激しく転んだ時など、スマホやカメラが壊れていないか気になる方も多いはず。
激しいアクティビティをする予定がある、その際に防水カメラを使いたいという場合は耐衝撃性能もしっかりチェックした方が良いでしょう。
人間の背丈は2m以下の人が多いので2m以上の耐衝撃の物を選んでおくと、不意に落としてしまった場合は、十分に耐えられるでしょう。
F値をチェック
カメラを選んで使う上で大切なポイントのひとつに、明るく撮れるかどうかということがあります。
カメラではそれを「F値」で見ることができます。
水中は特に光源が少なく、キレイに撮るためにはF値がとても重要。F値が小さくなるほど光を通して撮影ができるので、比較的明るく撮れるものを選びましょう。
機能で選ぶ
撮影する際に大切なのは「機能性」。どんな機能がついているかは購入する前に確認したいポイントですね!以下に例をまとめてみました。
手ブレ補正
水中ではシャッターを押す際には手が動きやすいものです。手ブレ補正のありなしでは仕上がりの美しさは変わってくるでしょう。手ブレ補正アリと記載がある防水カメラを選ぶと良いですね!
ズーム機能
ズーム機能とは、その場にいながらアップにして撮影したり、広角(広い範囲)で撮影ができたりする機能のこと。
単焦点のレンズよりも、ズーム機能が付いている方がバリエーション豊かな写真が撮れるでしょう。
Wi-Fi機能
Wi-Fi機能がついていることで、すぐにスマホに転送したり、PCに転送することができます。InstagramやFacebookなど、SNSですぐに写真をアップしたい!という方はこちらの機能は必須と言えます。
防水カメラの代表的な日本メーカー
リコー RICOH
防水カメラといえばリコーと言われるほど、定評があるメーカーになります。デザインはワイルドで格好いいものが多く、アウトドア男子からは大人気ですね。
富士フイルム FUJIFILM
富士フイルムは日本の老舗のカメラメーカー。様々なカメラのシリーズを出しており、初心者向けからプロ向けまで、ミラーレスシリーズも人気です。防水カメラではXPシリーズが有名ですね。
ニコン Nikon
ニコン派?キャノン派?と聞かれるほど、老舗の人気カメラメーカーですね!ニコンのCOOLPIXシリーズと言えば、水深30mまで潜れるものもあり、本格的な防水カメラを考えている方にはおすすめのメーカーとも言えます。
ソニー SONY
ソニーと言えば、αシリーズ一眼レフの中では人気ですよね。ソニーの防水カメラと言えば、コンパクトなデザインでスタイリッシュな形をした防水カメラが人気。防塵や耐低温性能もしっかり備えているのが特徴です。
オリンパス Olympus
オリンパスと言えばミラーレス一眼レフで人気を博しているメーカーですね。防塵防滴の性能が優れており、デザイン性が高いものが多いので男性だけでなく女性にも人気のメーカー。
オリンパスとは、ミラーレスの一眼でカメラ業界No,1のシェアを持つメーカーです。ライカ・パナソニックと共同で画像センサーの規格「フォーサーズ」を開発し、個人でも手を出しやすい中価格帯のカメラを生産しています。
防水カメラでは「Tough」シリーズが人気です!
キヤノン Canon
Canonと言えばプロが初心者向けからプロ仕様まで、様々なカメラを出している老舗メーカーですね!
防水カメラとしてはPOWERSHOTが人気です。
防水カメラの代表的な海外メーカー
GoPro (アメリカ)
アクションカメラ市場を牽引するリーディングカンパニーでHEROシリーズが代表製品。小型・軽量で頑丈なボディでウェアラブルアクセサリーや水中ハウジングも充実しておりアクティブな水中撮影に最適。
Insta360 (中国)
中国深センを拠点に製品開発・販売を行い、360度カメラ市場を牽引する革新的なメーカーでONEシリーズが代表製品。
全方位を撮影できる360度カメラで水中パノラマ撮影に最適で、リアルタイム編集機能やAI編集機能など、豊富な編集機能や水中VRコンテンツ制作にも対応しているのが特徴。
DJI (中国)
ドローン市場を牽引する世界的なメーカーで、Osmo Actionシリーズが代表的な防水カメラ。ドローンと連携した水中撮影も可能な製品は高画質・高機能なだけでなく、安定感のある撮影を実現。
安い防水カメラ VS 高い防水カメラ どっちがいいの⁉
防水カメラとひとくちに言っても、高いものから安いものまで様々あります。
価格の違いによって機能性が違う…というのは分かっても、価格によって具体的にどのような違いがあるのかをしっかり見ていきましょう!
①防水性能の違い
水深何メートルまで潜ることができるか判断するのが「防水性能」です。
シュノーケリングなどで浅瀬でしか撮影しない場合は、安価なカメラでも十分ですが、ダイビングで深くまで潜りたいという場合は水深30m以上耐えられるものでないと壊れてしまうこともあります。
安価な防水カメラでは3m~10m範囲が多く、高額なカメラになるとハウジングを付けて約50mまで耐えらえるという防水カメラもあります。
②防塵や耐衝撃性能の違い
価格によって、防塵のレベルが異なっていたり、耐衝撃性能が異なっています。
安いものであれば1.5mほどの耐衝撃性能でも、高額な防水カメラの場合は、2m以上OKなものもあります。ただし、1.5mついていれば安心な場面が多いともいえるでしょう。
③耐寒性能がついているかどうか
耐寒性能とは、スノーボードでの撮影や、登山など、雪の中での撮影など、寒い場所での撮影でも耐えることができる機能のことです。こちらがついていないと、思いがけない寒さでカメラが壊れてしまう…なんてことも。
行く場所や、撮りたい場所によって考えるべきポイントでしょう。
安い防水カメラには耐寒性能までついていないことが多く、高額な防水カメラでは-10℃まで耐えられるものなどがあります。
④最短撮影距離(マクロ機能)の違い
せっかく水に潜るのであれば、海の生きものなどを近くで撮りたい!接写したい!という方も多いはず。
安価な防水カメラであれば、近寄ってピントが合う範囲が遠く、寄れて13cm~15cm程度になります。
5万~10万円台の防水カメラであれば、1cm範囲まで寄って撮影ができるので、マクロ撮影がしたいという方であれば、高額なカメラが良いでしょう。
「景色が撮りたいので接写する必要がない」という方は、安い防水カメラでも十分ともいえるでしょう。
⑤撮影感度の違い
撮影感度は、安価なものと高額なものはまったく違います。
1万円台のものは、最大ISO 800ほどがほとんどですが、5万円以上のものだと、ISO 12800など夜間でも撮れるような感度で撮影が可能。
水深を深く潜りたい、より明るくキレイに撮りたいという方は、多少値が張っても高いカメラを購入されることをおすすめします。
⑥ズーム性能の違い
安価なものだと、デジタルズームはついていても、光学ズーム機能がついていないものもあります。
光学ズームの倍率が高いものであれば、画質を落とすことなく写真を撮影することができるので、よりクオリティの高い写真を残すことができますね!
エミ
安い防水カメラ VS 高い防水カメラ 比較一覧表
安い防水カメラ | 高い防水カメラ | |
防水性能 | 1.5m~10m | 20m ハウジング付約50m |
防塵や耐衝撃性能 | ○ 耐衝撃1.5m |
○ 耐衝撃2m |
耐寒性能 | △ 付いていない ことが多い |
◎ 約-10℃ |
マクロ機能 | × 13cm~15cm |
○ ~1cm |
撮影感度 | ○ 最大ISO800等 |
◎ 最大ISO12800等 |
ズーム性能 | △ 光学ズームがついて いないことが多い |
◎ 光学ズームがついて いることが多い |
防水カメラ おすすめランキング10選
機能抜群!重厚感のあるかっこいい防水カメラ!
堂々の一番人気はこちらのOlympus Tough TG-6。
定番のこのカメラは、防塵防水だけでなく、耐寒、耐衝撃も抜群の他、耐結露性能もついています。
海や川での撮影だけでなく、雪の中でスノーボードやスキーなど、ウインタースポーツでも活躍できる防水カメラです。
更に耐荷重も100kgfの荷重に耐えられるような、強い保護構造になっています。
水中撮影も簡単!
ダイヤルを「水中」にまわすだけで、簡単に呼び出すことが出来る水中モード。操作も簡単なだけでなく、様々なモードから選ぶことができます。
- 水中マクロ
- 水中顕微鏡
- 水中ワイド
- 水中スナップ
- 水中HDR
バリアブルマクロシステム
マクロの撮影も高画質で撮影できるのがTough TG-6の特徴です。レンズ先端から1cmまで被写体に寄って撮影が可能。
さらに4種類のマクロ撮影モードから選ぶことができます。
- 顕微鏡モード
- 顕微鏡コントロールモード
- 深度合成モード
- フォーカスブラケットモード
付属品
- USBケーブル
- ハンドストラップ
- 取扱説明書
- 保証書
- リチウムイオン充電池 LI-92B
- USB-ACアダプター F-5AC
スタンダード機能搭載!初心者にもおすすめな本格的な防水カメラ
WG-50、WG-70の後続機になります。
防水機能14m、防塵性能、-10℃までの耐寒性能と、スタンダードクラスのスペック的にはWG-50、60とさほど変わってはいませんが、デジタル顕微鏡モード(マクロモード)が改良され、記録サイズ選択が可能になりました。
電子式の手ブレ補正機能搭載で、写真撮影をする際には手ブレ効果が抜群です。
もともと人気があった画像仕上げモードに、新たにクロスプロセスモードが追加されて全6種類になりました!
付属品
- 電源アダプタ
- 充電式リチウムイオンバッテリー D-LI92
- USBケーブル
- ストラップ
- マクロスタンド
ハウジングケースなしで水深30mまで潜れる優れもの
COOLPIX W300は、とにかく安価なのに本格的なタフ性能が人気の理由です。
まず、パッと目に入るおしゃれなデザイン。街でゴツゴツとしたデジカメはなかなか持っていたくないという意味で、W300は持ちやすいデザインをしています。
ダイビングを本格的にしたい!という方にもおすすめな、水深30mまで潜れるデジタル防水カメラで、さらにハウジングケースなしでOKなのが嬉しいですね!
撮影機能では、広い景色が撮れるように、広角24mmのレンズを使用。海の中でも、また陸の上でも広い景色を切り取ることができます。
そのほかマクロ機能も搭載しており、ボタン一つで切り替えが可能。被写体に1cmの範囲まで寄って撮影することが出来るので、よりオリジナリティの高い写真を撮影することができます。
また、撮影時の情報を写真に合成して残しておく機能も搭載しており、「高度」「気圧」「水深」などの情報を一緒にデータ化することができます。また、海に潜った際にどのくらいの深さでどの写真を撮ったか、など一目で分かるグラフも見ることが出来ます。
カラーは「イエロー」「オレンジ」「カムフラージュ」「ブラック」の4色から選べます。
付属品
- ストラップ AN-CP23
- Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL12
- 本体充電ACアダプター EH-73P
- USBケーブル UC-E21
- ブラシ BU-2
アウトドアに、工業用に、業務用のカメラとして人気!
防水、防塵、防寒、耐衝撃とそろっているカメラでもありますが、工場や現場などの撮影で重宝しているという口コミが多数あるのがこのカメラです。
ダイビングをしたい!という方には、水深14mまで可能ということで、あまり深くまでは潜ることはできませんが、シュノーケリングなどではオススメです。
常に見やすいアウトドアモニターが魅力のひとつ
WG-50のモニターは2.7型で少し小さめではありますが、アウトドアモニターを搭載しているので、マイナス方向に2段階、プラス方向に2段階と、モニターの明暗の調整が簡単にできるところが嬉しい特徴ですね。
レタッチ機能搭載
色合いに変化を持たせたい、鮮やかにコントラストを上げたいという場合にもこちらの機能を使えば、カメラの中で色合いを変えることができます。
マーメードモードで水中をきれいに撮影
水中では青みがかった写真が普通ですが、より鮮やかな色合いを再現できるのがマーメードモード。発色がよい写真を撮ることができます。
顕微鏡モードでマクロ撮影も可能
最短で1cmまで被写体に寄って撮影ができる「顕微鏡モード」では、LEDライトを6つ搭載することで、通常影になってしまう部分を明るく照らし、明瞭なマクロ撮影を実現しています。
付属品
- 専用バッテリーD-LI92
- 充電用電源アダプター
- USBケーブル
- ストラップ
- マクロスタンド
アウトドア撮影で重宝する安心設計の防水カメラ
ハウジングなしで31mも潜ることができるということで、ハイクラスダイバーからも重宝されている防水カメラです。
耐衝撃も2m、防塵機能も抜群。耐寒機能も-10℃と耐低温設計になっています。
100kgまでの重さに耐えられる設計なので、激しいアクティビティのお供にも持っていけますね!
撮影モードは4種から
4種のモードを背面のボタンで簡単に切り替えが可能です。
スポーツモード、雪モード、ビーチ&サーフモード、水中モードから、使いたいシーンに合わせて選びましょう。
手ブレ補正が抜群
レンズシフト式(光学式)の手ブレ補正が搭載されているので、望遠時に起こりやすいブレをおさえて撮影できます。
付属品
- バッテリーパック
- ACアダプター
- USB接続ケーブル
- ハンドストラップ
カラフルなデザインが可愛い!だけど耐衝撃1.8mと安心設計
防水10mm耐衝撃1.8m、耐寒-10℃、防塵IEC6基準と、すべてにおいて高基準の防水カメラです。
カラフルなカラーバリエーションが特徴で、お子さまも一緒に、家族みんなで使える、どんなシチュエーションでも使えるカメラとなっています。
これ1台あるだけで、海、川、山、雪の中などどんなシチュエーションでも安定の写真が撮れると言えますね!
更に、撮ったらすぐにスマホに転送できる「Snap Bridge」機能も搭載。SNSへのアップをすぐしたい!という方や、友達とシェアしたい、家族でアルバムを共有したいという方には嬉しい機能です。
COOLPIX W150の特徴的なところは、撮ったあとでも編集モードで遊べるという点。
フレームは15種類から選ぶことができ、シチュエーションにあったフレームを付けてオリジナルの写真を作ることができる他、スタンプで写真を飾ることもできます。
子どもでも使えるように「ひらがなモード」があるので、お子さまに持たせても使うことができます。
さらに「場面を変える」というモードを使うことで、普通の風景写真ではない、アーティスティックな写真を撮影することもでき、子どもと一緒に撮るにはうってつけの防水カメラと言えるでしょう。
付属品
- ストラップ
- Li-ionリチャージャブルバッテリー
- 本体充電ACアダプター
- USBケーブル
- ブラシ
オールマイティさを兼ね備えた防水カメラ
豊富なカラーバリエーションと可愛らしいデザインが多いオリンパスですが、Tough TG-5は違います。無骨で男らしい印象さえ持ちます。
水深15mまで対応しているので、体験ダイビング程度であれば本体をそのまま水中に持ち込むことができます。
別売りのPT-058ハウジングをつけると大変身し、これを装着することで、水深45mまで潜ることができるようになります。
F値が2.0と小さいことで、暗いところでも綺麗に撮ることができる上、マクロ撮影も可能な優れものです!
写真の画質が秀逸!色鮮やかな撮影ができる防水カメラ
水深20mまでOKな防水カメラである富士フイルムのXP130。
あまりに深いダイビングには不向きかもしれませんが、シュノーケリングや、浅瀬のダイビングにはぴったりのカメラと言えます。
その他、耐衝撃が1.75m、耐寒は-10℃、防塵の仕組みもあるので、アウトドアアクティビティには持っていて損はないカメラです。
富士フイルムは元々フイルム会社なこともあり、色の再現性では定評があります。高性能なセンサーとレンズにより、色再現技術が最高。
暗いシーンでもシャープな写真を再現でき、水の中では表現しにくい赤色の再現も鮮やかに表現できます。
機能性も抜群
「シネマグラフモード」という独自の撮影機能を搭載しており、撮影した画像の一部だけが動くという「シネマグラフ」機能が搭載されています。
また、最近人気の「タイムラプス動画」機能も搭載されています。
さらにBluetoothにも対応しているので、チェキシリーズで人気の「スマホdeチェキ」に送信して、その場でプリントするなんていうことも可能になりました。
スマートフォンへの連携もWi-Fi機能があるのですぐ出来るのも良いですね!
瞳AF機能も搭載しているので、人物を撮影するのや動くペットや子どもを撮影するのにも向いています。
付属品
- 充電式バッテリー NP-45S
- ACパワーアダプター AC-5VG
- プラグアダプター
- ストラップ
- 専用USBケーブル
- 使用説明書、保証書一式
連続2時間撮影が可能!アウトドア向きのタフ設計
見てください、この特徴的なデザイン。注目は耐衝撃性能です。何と2.2mから落としても耐えてしまう優れもののカメラです。この数値はトップクラスではないでしょうか?
登山やスキー、スノーボードなどのアウトドアにも持っていきたいカメラですね!
ただし防水機能はハウジングなしで水深14mまでと、ダイビング向きというよりはアクティビティ向きカメラと言えるでしょう。ただし、防水性能はJIS保護等級では8と最上級に準拠しています。
実際の撮影では、F2.0の明るいレンズを搭載しているので、水中や山中などの光量が少ない場所でも、質の高い写真撮影が実現できます。
マクロ機能も搭載しているので、接写も出来るのも嬉しい特徴ですね。
さらに、一度で何枚かの画像を撮影して合成する「手持ち夜景モード」も搭載しており、よりダイナミックな写真を残すことができます。
水中モードで鮮やかな撮影が可能に
「マーメードモード」「マーメードムーイーモード」を搭載し、色の再現やコントラストのバランスが絶妙に。水中で出にくい「赤」の色を鮮やかに表現できる仕組みになっています。
デジタル顕微鏡モードでミクロの世界も美しく撮影
被写体を大きく拡大することで、ミクロの世界を液晶モニターで観察できる仕組みを搭載しています。
そのひみつは、レンズ周りに設置された近距離用の「LED補助光」。ムラが出ないように6つも配置しています。自分撮りアシスト機能や、LEDライトモードなど応用できる仕組みに。
GPS・方位計・気圧・高度・水深計機能搭載!
圧力センサーと電子コンパスが搭載されているので、撮影場所の「気圧」「高度」などの情報をカメラ内で確認することが出来ます。
使うユーザーのことを考えた機能がたくさん搭載されています!
付属品
- 充電式リチウムイオンバッテリーD-LI92
- 本体充電アダプター
- USBケーブル
- カラビナストラップ
- マクロスタンド
1万円台!安価な価格で高いクオリティの防水カメラ
初心者にもおすすめなDSC200WP。防水、防塵、耐衝撃の性能がついた防水カメラです。
1mの地点から落としても壊れない耐衝撃性能は、アクティビティのお供や、お子さまのプレゼントにもおすすめな製品。
マクロ機能やスーパーマクロモードがあるので、文字や草花、水中の生きものなど小さな被写体にもピントを合わせることができます。
撮影モードは29種と多種!
たくさん用意されている撮影モードでは、「夕日」「逆光」「ビーチ」「雪景色」「キャンドルライト」など、シーンに合わせた撮影が簡単に可能になっています。
さらに初心者にもおすすめなのが、カメラが自動で最適な設定にしてくれる「インテリジェントモード」。液晶モニターで被写体を写すと、カメラが撮影シーンに合わせたモードに切り替えて撮影してくれます。
付属品
- カメラ本体
- ストラップ
- USB-PC 接続ケーブル
- リチウムイオン充電池
- 取扱説明書
防水カメラ おすすめランキング 比較一覧表
商品 | 最安価格 | 防水性能 | 防塵 | 耐寒 | 耐衝撃 | 有効画素数 | F値 | マクロ | 撮影感度 | 手ブレ補正 | Wi-Fi | デジタルズーム | 光学ズーム | 重さ | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
OLYMPUS デジタルカメラ Tough TG-6 | 楽天市場¥57,960 AmazonYahoo! | 15m | ○ | -10℃ | 2.1m | 1200万画素 | F2.0 | ○1cm | ISO 100~12800 | ○ | ○ | 8倍 | 4倍 | 250g | |
RICOH リコー 防水デジタルカメラ WG-70 | 楽天市場¥22,800 AmazonYahoo! | 14m | ○6級 | -10℃ | 1.6m | 1600万画素 | F3.5~F5.5 | ○1cm | ISO 125~6400 | ○ | × | 7.2倍 | 5倍 | 193g | |
Nikon デジタルカメラ COOLPIX W300 | 楽天市場¥46,800 AmazonYahoo! | 30m | ○ | -10℃ | 2.4m | 1605万画素 | F2.8~F4.9 | ○ 1cm | ISO 125~6400 | 光学手ブレ補正 | × | 4倍 | 5倍 | 206g | |
RICOH 防水デジタルカメラ WG-50 | 楽天市場¥58,980 AmazonYahoo! | 14m | ○ | -10℃ | 1.6m | 1600万画素 | F3.5~F5.5 | 1cm | ISO 125~6400 | ○ | × | 5倍 | 7.2倍 | 193g | |
パナソニック ルミックス FT7 | 楽天市場¥80,645 AmazonYahoo! | 31m | ○ | -10℃ | 2m | 2040万画素 | F3.3/F10 | 30cm | ISO 80~6400 | ○ | ○ | 9.1倍 | 4.6倍 | 319g | |
Nikon COOLPIX W150 | 楽天市場¥51,300 AmazonYahoo! | 10m | IEC6 | -10℃ | 1.8m | 1317万画素 | F3.3~F5.9 | - | ISO 125~1600 | ○ | ○ | 4倍 | 3倍 | 177g | |
OLYMPUS デジタルカメラ Tough TG-5 | 楽天市場¥19,000 AmazonYahoo! | 15m | ○ 6級 | -10℃ | 2.1m | 1200万画素 | F2.0~F4.9 | ○ 10cm | ISO100~1600 | ○ | ○ | - | 4倍 | 250g | |
FUJIFILM 防水カメラ XP130 | 楽天市場¥9,800 AmazonYahoo! | 20m | ○ | -10℃ | 1.75m | 1640万画素 | F3.9~F4.9 | - | ISO 100~6400 | ○ | ○ | 10倍 | 5倍 | 270g | |
RICOH 防水デジタルカメラ WG-5GPS | 楽天市場¥65,000 AmazonYahoo! | 14m | ○ | -10℃ | 2.2m | 1600万画素 | F2.0~F4.9 | 4.5cm | ISO 125~6400 | ○ | × | 28.8倍 | 4倍 | 216g | |
Kenko デジタルカメラ DSC200WP | 楽天市場¥32,782 AmazonYahoo! | 12m | ○IP5X | × | 1m | 2016万画素 | F3.2~F5.8 | ○ 5cm | ISO 100~6400 | ○ | × | 8倍 | 4倍 | 170g |
防水カメラに使い捨てという選択
防水カメラを買いたい!と思うと高いなぁと思ったり、レンタルもまあまあの値段がする…ということで、観光地、沖縄で初めてダイビングに来る方々が良く使っているのが「使い捨てカメラ」です!
2010年ごろまでは主流でしたが、今は減ったのでは?と考える方も多いと思いますが、意外とまだまだ需要の高い「防水仕様の使い捨てカメラ」です。
自分が持ってきていたカメラにハウジングをつけたら撮影できると思っていたが、いざ付けてみると入らないというパターンもありますね。そういった場合には、使い捨てカメラ「写ルンです」がおすすめです!
この価格でこのスペックはすごい!元祖防水カメラ
昔から一定の需要があるウォータープルーフの「写ルンです」27枚撮り!
なんとこの簡易な仕様、そしてこの価格で水深10mまで潜ることができ、水中写真が手軽に楽しめるカメラ。
海やプールで大活躍なので、1日だけ写真を撮りたいという場合や、急遽必要になってしまった場合にも、1台用意しておくとめちゃめちゃ便利ですね。
また、水中だけでなく、工事現場や工場、雪の降っている中でのスポーツやアクティビティの撮影などにも向いています。
スペック
- 本体サイズ(約):幅133.0×高さ73.0×奥42.0mm
- 重量(約):170g
- レンズ付きフィルム「写ルンですNew Waterproof」
- 水深10mまでの撮影可能のカバー付き
- 高感度ISO800、27枚撮り
カメラそのものが防水性能を備えているわけではなく、通常のフィルムカメラび防水カバーがついています。
そのためか防水性能は10mそこそこなのですが、コストや手軽さを考えると捨てがたしですよね。
しかも、昔懐かしのフィルムカメラですので「カメラ」で撮りたい方には素晴らしい機種だと思います。
防水カメラのレンタルという選択はあり
防水カメラは高価なものがほとんどです。だからこそ、使い方が限定されている場合、コストを抑えるためにレンタルサービスに頼るか使い捨てに頼るというのも一つの手ですよね。
買う前にいくつか試してみたい!という方も、レンタルでまず試してみるというのはおすすめな方法です。
話題の最新ガジェットがレンタルできる「rentry」では最新の防水カメラをすぐにレンタルできます!
「買う前に試してみたい!」「防水カメラを一度使ってみたい!」という人には人気のサービスです。
年に数回しか使わないのなら、購入するよりも格安レンタルの方が安くすませることができます。レンタル後にそのまま購入も可能ですので、購入前にはぜひ一度レンタルでお試ししてみてくださいね。
防水カメラでも自撮りはチルト式
防水カメラって基本的に外の景観や人を撮ることにはすごく良かったけれど、自分を入れて撮ることは難しそうな印象がありませんか?
このOLYMPAS TG-860は液晶モニターが180度回転できるという優れもの。その為、自撮りも簡単にできちゃいます。
ただ残念なのは、生産が終了してしまったこと。現在は中古品で1万5千円~2万円台で購入することができます。
防水カメラを扱う時の注意点
防水カメラといえ、カメラはカメラです。精密機械には他なりません。また、厳しい環境下で使う場合がほとんどです。だからこそ、保存や扱いには注意が必要です。
内部への水の侵入は、ゴム製のパッキンで食い止めているにすぎません。 その為、正しくパッキンを固定しておかないと内部に水が侵入し壊れてしまいます。
- ロックの確認
- 水分をきちんと拭き取ること
- パッキンが消耗しているときは取り替えること
ロックの確認
カメラによってはロックやフタが複数あるときがあります。
水中で使う場合には必ず全てのロ ックをしっかり閉じているか確認してください。内部に水が侵入してしまい。知らないうちに腐食の原因となることがあります。
紹介した防水カメラは10メートル以上くらいの水深までの防水性能 を備えていますが、ロックが完全な状態でかかっている場合に限ります。 少しでも隙間があれば内部に水が入り込んでしまいます。また、精密機器のため浸水すれば当然壊 れてしまいます。
防水カメラを壊さないようにするためには、防水カメラに専用のハウジングを装着して利用するのが一番です。水深が深くなるほど水圧もあがり、浸水しやすくなります。壊したくない場合や深く潜る場合にはハウジングを一緒に用意することもおすすめです。
一方で、ハウジングを装着することで大きくなったり、重くなってしまい撮影の邪魔になるケースもあります。私自身はできるだけ何も付けないで潜るようにしています。
シュノーケリングで深く潜ることのない場合にハウジングの必要はほぼないでしょう。
そのまま水中に持ち込む場合にはしっかりロックがかかっているか、パッキン部に砂粒等が詰まっていないことを確認することで長く使うことができます。1mm以下の細かい砂粒でも、故障や浸水の原因となることがあります。
使用後はきちんと拭き取る
また,一気に大量の水が侵入しなくても、少しの水分でも内部の腐食の原因となりますので、使い終わったらしっかりと汚れを洗い流すようにしてください。
パッキンが消耗している場合
パッキンは1年ほどで交換した方がいいでしょう。古い場合、浸水の原因となるので、心配な方はメーカー にパッキン交換の依頼をしてください。私も実際に交換に近くの電気屋さんに行っています。
保管方法
カメラは、湿気の少ない場所に保管してください。湿気の多い場所に保管すると、カビや故障の原因となることがあります。また直射日光が当たると、カメラの表面が劣化したり、故障の原因となることがありますので、直射日光が当たらないことも大事な条件です。
また保管・持ち運び時ともに、カメラを持ち運ぶ場合はカメラケースに入れて保護しましょう。ケースはカメラを衝撃や傷から守ってくれます。
防水カメラのバッテリー寿命と充電方法
防水カメラのバッテリー管理が重要です。バッテリー寿命は使用状況によって異なりますが、一般的には数時間から数十時間程度です。バッテリー寿命を延ばすためには、
- 不要な機能はオフにする(特にWi-FiやGPS機能)
- 液晶画面の明るさを調整する
- 低温環境での撮影は控える
- 予備バッテリーを持ち歩く
充電方法については、
- 専用の充電器を使用する
- バッテリーを完全に充電してから使用する
- 充電中はカメラを使用しない
- 高温多湿環境での充電は避ける
防水カメラの修理と保証:壊れた時の対処法
防水カメラは、水濡れや衝撃に強いカメラとして、旅行やダイビングなど様々なシーンで活躍します。しかし、万が一故障してしまった場合は、適切な対処法と修理方法を知っておくことが重要です。
1. 故障の種類と原因
防水カメラの故障は、大きく分けて物理的な故障と内部的な故障の2つに分類できます。
物理的な故障
- 落下による衝撃
- 水没
- 砂や塵の侵入
- レンズの傷
内部的な故障
- 電子部品の故障
- センサーの故障
- 液晶画面の故障
故障の原因は様々ですが、落下や水没による物理的な故障が最も多いと言われています。
2. 保証について
防水カメラには、メーカーによって異なる保証期間が設けられています。一般的には1年間ですが、メーカーによっては2年間や3年間の保証を提供している場合もあります。
保証期間内であれば、無償で修理を受けることができます。ただし、保証対象となるのは、正常な使用による故障のみです。故意による故障や、落下・水没などの外的要因による故障は、保証対象外となる場合があります。
保証期間を過ぎた場合は、有償修理となります。修理費用は、故障の種類や程度によって異なりますが、数千円から数万円程度かかる場合が多いです。
3. 壊れた時の対処法
防水カメラが壊れた場合は、以下の手順で対処してください。
①カメラの状態を確認する
カメラの電源が入るか、液晶画面に異常がないかを確認します。
②水没した場合は、すぐに電源を切る
水没した場合は、すぐに電源を切ってください。電源を付けたまま放置すると、内部の電子部品がショートして故障する可能性があります。
③カメラを乾燥させる
水没した場合は、カメラを乾燥させる必要があります。カメラの表面を柔らかい布で拭き取り、風通しの良い場所で乾燥させてください。
④メーカーに問い合わせる
カメラの状態を確認したら、メーカーに問い合わせて修理を依頼してください。
4. 修理を依頼する際の注意点
修理を依頼する際には、以下の点に注意してください。
①購入時のレシートや保証書を準備する
保証期間内に修理を依頼する場合は、購入時のレシートや保証書が必要です。
②故障状況を詳しく説明する
どのような状況で故障したのか、具体的な症状を説明してください。
③修理費用を確認する
修理費用は、故障の種類や程度によって異なります。事前に修理費用を確認しておきましょう。
防水カメラを捨てたい…何ごみにすればいいの?
新しいカメラを買う為に、または不要になったカメラを捨てたい!という方も多いはず。どういった方法が考えられるのか見ていきましょう!
カメラの買取店に持っていく方法
カメラは年代を問わず、中古品でも人気がある製品なので、カメラの買取店にもっていくと思わぬ高値で売れるケースもあります。
防水カメラの場合は、壊れていないか、防塵や防水の機能が損なわれていないかなども、査定のポイントになりますので、日頃からお手入れをしていたカメラの方が高く売れるでしょう。
家電量販店で下取りしてもらう
新しいカメラを買いたいと思った場合は、下取りが一番オトクです。インターネット上でも下取りの見積を取っていただけるケースがあるので、一度見てみるのも良いでしょう。
不燃ごみで捨てる
自治体によりますが、不燃ごみ、または粗大ごみとして破棄することもできます。
ルールは住んでいる地域によって異なりますので、必ずご自身の住まいの自治体のホームページなどを確認しましょう。
自治体にリサイクルを依頼する
同じように自治体がリサイクル品として回収してくれるケースもあります。リサイクル品への加工、部品のリサイクルまで正規ルートで行ってくれるので、人手に渡ったあとの心配がありませんね。
以下のような方法が考えられます!
- 回収ボックスを利用する
- ゴミ回収日を利用する
- リサイクルイベントで回収する
処分する前に画像データをチェックしよう!
自分の個人情報が詰まったカメラなので、処分する前にしっかりとそのデータを処分しておく必要があります。
データ消去の仕方を確認しましょう。
- メモリーカードが抜かれているか確認します
- 画像データの初期化を行う
- 風景写真など個人情報に関わらない写真をカメラにいっぱいになるまで撮影する
- 再度初期化する
防水カメラを使った撮影テクニック
防水カメラは、水辺での思い出を鮮明に残すために最適なカメラです。しかし、水中撮影は地上での撮影とは異なるため、いくつかのテクニックを習得することで、より美しい写真や動画を撮影することができます。
適切な設定
ホワイトバランス: 水中では光が吸収されやすいため、ホワイトバランスを調整することで、自然な色合いの写真や動画を撮影することができます。多くの防水カメラには、水中撮影用のホワイトバランス設定が用意されています。
出典:https://oceansbelow.net/blog/training-news/olympus-tg5-settings-for-underwater-photography/
露出: 水中では光が減衰するため、露出を明るく設定する必要があります。露出補正機能を使って、適正な露出に調整しましょう。水中は陸上よりも暗いため、露出補正をプラスに調整する必要があります。目安としては、+1~+2EV程度です。
マニュアルモードでシャッタースピードや絞りを調整することで、より細かい露出調整が可能です。また、水深が深くなるほど、光は吸収されやすくなるため、露出補正をさらにプラスに調整する必要があります。
ISO感度: ISO感度を上げると、暗い場所でも撮影しやすくなります。しかし、ISO感度を上げすぎると、ノイズが発生しやすくなります。画質と明るさのバランスを考慮して、適切なISO感度を設定しましょう。
構図
背景: 水中は背景が単調になりやすいので、被写体を引き立たせるような構図を意識しましょう。
距離: 水中では距離感がつかみにくいので、被写体との距離を意識して撮影しましょう。
動き: 水中の被写体は動きが速いことが多いので、連写機能を使って撮影しましょう。
ストロボ
ストロボを使うことで、暗い水中でも明るく撮影することができます。内蔵ストロボだけでなく、外部ストロボを使うことで、より効果的なライティングが可能です。
ただし、ストロボ光が被写体に反射して白っぽく写ってしまうこともあるので、注意が必要です。
出典:https://www.ikelite.com/blogs/buying-guides/why-you-need-strobes-underwater
水中フィルターを活用する
水中では赤色系の光が吸収されやすいため、赤色系の光を補うフィルターを使うことで、自然な色合いの写真や動画を撮影することができます。水中フィルターを使うことで、コントラストや色彩を調整することもできます。
赤色光吸収フィルター:水中の赤色光を吸収するフィルター
コントラスト:明暗の差
彩度:色の鮮やかさ
マクロ撮影
マクロ撮影で水中の小さな世界を捉えることが可能です。マクロモードを使えば、水中の小さな生き物や植物を大きく写すことができます。被写体に近づき、ピントをしっかりと合わせましょう。
マクロモード:被写体を大きく写せる機能
ピント:写真の焦点
動画撮影
防水カメラは動画撮影も可能です。水中の生き物の動きや、アクティビティの臨場感を動画で記録しましょう。
スローモーション:動きをゆっくりと再生する
タイムラプス:一定間隔で撮影した写真を繋ぎ合わせて動画にする
参考資料
Backscatter: https://www.backscatter.com/
Underwater Photography Guide: https://www.uwphotographyguide.com/
National Geographic: https://www.nationalgeographic.com/photography/article/underwater-photography-tips
防水カメラを活用したアウトドアアクティビティ
防水カメラは水辺のアクティビティや雪山のアクティビティに最適ですが、場所ごとに求められる性能が少しずつ違いがあります。
シュノーケリング・ダイビング
水中世界の美しい景色や生き物を撮影するには、高画質と高感度撮影性能が重要です。水中ハウジングを使用すれば、より深い水深での撮影も可能になります。ハウジングを選ぶ際には、カメラとの互換性だけでなく、耐水深度や操作性なども考慮しましょう。
水中撮影には、専用のストロボやフィルターも役立ちます。ストロボは、暗い水中でも明るく鮮明な写真を撮影することができます。フィルターは、水中の色を補正したり、特殊な効果を演出したりすることができます。
サーフィン
波に乗る自分の姿や、迫力満点の波を撮影するには、防水性能と耐衝撃性能が高いカメラが必要です。サーフィン用の防水カメラケースを使用すれば、カメラをより安全に持ち運ぶことができます。
ケースには、ストラップや浮き輪などが付属しているものもあり、波にさらわれてもカメラを紛失する心配がありません。
サーフィン撮影には、広角レンズやズームレンズも役立ちます。広角レンズは、波全体を写し出すことができます。ズームレンズは、遠くの波やサーファーを大きく写し出すことができます。
カヌー・カヤック
水上から見る風景や、川下りを楽しむ様子を撮影するには、防水性能と手ブレ補正性能が高いカメラが必要です。カメラマウントを使用すれば、カメラを船体に固定して撮影することができます。マウントには、さまざまな種類があり、カメラや船体に合ったものを選ぶ必要があります。
偏光フィルターやNDフィルターも役立ちます。偏光フィルターは、水面の反射を抑えて、より鮮明な写真を撮影することができます。NDフィルターは、光の量を減らして、シャッター速度を遅くすることができます。
防水カメラの歴史
防水カメラの誕生から現在までの歴史を、年代ごとに詳しく調べてみました。
1. 防水ケースの時代 (1950年代~1960年代)
防水カメラの起源は、1950年代にまで遡ります。当時は、カメラ本体ではなく、カメラを水没から守るための防水ケースが開発されました。この防水ケースは、プラスチックや金属製で、カメラを密閉することで水濡れを防ぐ仕組みでした。しかし、操作性が悪く、水深にも制限があったため、本格的な水中撮影には不向きでした。
2. 初期の防水カメラ (1960年代~1980年代)
1960年代に入ると、カメラ本体に防水機能を備えた最初の防水カメラが登場しました。これらのカメラは、水深10メートル程度までの防水性能を備えており、水中撮影の門戸を大きく広げました。代表的なモデルとしては、ニコンの「Nikonos」シリーズや、キヤノンの「Calypso」シリーズなどが挙げられます。
1970年代になると、防水カメラの性能はさらに向上し、水深20メートル以上の防水性能を備えたモデルも登場しました。また、レンズ交換式やフラッシュ機能搭載など、機能面でも進化を遂げました。
3. フィルムカメラの黄金期 (1980年代~1990年代)
1980年代に入ると、防水カメラは水中撮影だけでなく、アウトドアやスポーツシーンでも広く使用されるようになりました。この時期には、オートフォーカスや自動巻き上げなどの機能が搭載され、操作性も向上しました。
代表的なモデルとしては、ニコンの「RS-100」や、ミノルタの「Wet AF-D」などが挙げられます。これらのカメラは、高性能なオートフォーカスや多機能なフラッシュシステムを搭載し、水中写真愛好家から高い支持を得ました。
4. デジタルカメラの登場 (1990年代~2000年代)
1990年代後半になると、デジタルカメラ技術の発展により、防水デジタルカメラが登場しました。従来のフィルムカメラに比べ、記録媒体の交換や現像の手間が省けること、画像の確認が容易であることなどが利点として挙げられます。
初期の防水デジタルカメラは、画質や機能面でフィルムカメラに劣っていましたが、技術革新により画質は飛躍的に向上し、機能面でも充実してきました。
5. 高画質化と多機能化 (2000年代~現在)
2000年代に入ると、防水デジタルカメラの性能は飛躍的に向上し、画素数や連写速度、動画撮影機能などが進化しました。また、Wi-FiやGPS機能搭載など、多機能化も進んでいます。
近年では、ミラーレスカメラやアクションカメラなど、様々なタイプの防水カメラが登場しています。これらのカメラは、高画質で高機能なだけでなく、小型軽量で持ち運びにも便利です。
防水カメラの市場動向
出典:Waterproof Camera Market: Global Industry Analysis And Forecast (2023-2029)
世界における防水カメラ市場は、2022年時点では7.3億ドル相当と言われており、2029年までに18.2億ドルに達すると予想されています。
市場拡大の理由としては、世界中で観光業が再開され多くの人が旅行に出かけてること、コロナの間に多くの人がブロガーやユーチューバーになったり影響されたことなどが挙げられています。
北米が最大の市場規模を占めていますが、アジア太平洋地域が最も高い成長率を記録すると予想されています。これは、中国やインドなどの新興市場における経済成長と、水中観光やレジャー活動の人気の高まりによるものです。
製品タイプ別市場動向
コンパクトカメラが市場シェアの約60%を占めています。しかし、アクションカメラやミラーレスカメラなどの高性能な防水カメラの需要も高まっています。これは、水中写真愛好家やプロのカメラマンが、より高画質で多機能なカメラを求めているためです。
防水カメラ市場の主要プレーヤー
トップキープレーヤーとされるメーカーとして、キヤノン、ニコソニー、富士フイルム、オリンパス、パナソニック、ペンタックス、ライカがあげられます。
- キヤノン
- ニコン
- ソニー
- 富士フイルム
- オリンパス
- パナソニック
- ペンタックス
- ライカ
- ハッセルブラッド
- コダック
- エプソン
- カシオ
- リコー
- シグマ
- プラクティカ
- アイゴ
- ビジョンテック
- サムスン
- HP
- ゴープロ
防水カメラの製品トレンド
4K/8K動画撮影
近年、防水カメラは高画質化が進み、4K/8K動画撮影に対応する製品が主流になりつつあります。これにより、水中での滑らかな映像表現が可能になり、よりリアルな水中体験を記録することができます。高画質な動画は、テレビやパソコンの大画面で鑑賞するだけでなく、VRコンテンツにも活用できます。
AI技術
AI技術の導入も進んでいます。被写体を自動的に追尾する機能や、最適な撮影設定を自動で行う機能などが搭載されており、初心者でも簡単に高画質な水中撮影を楽しめるようになっています。AI技術の発展により、水中撮影における手動操作はさらに減少し、より自然な水中映像を撮影できるようになるでしょう。
ドローン搭載カメラ
ドローン搭載カメラは、空から水中まで幅広い撮影シーンに対応できます。これにより、これまでにない視点の水中映像を撮影することができます。ドローン搭載カメラは、広範囲の水中映像を撮影したり、水上から水中へとダイナミックな映像表現が可能になります。
また近年では水深100メートル以上の深海や、極寒の地、砂漠などの過酷な環境での撮影に対応できる防水カメラも開発されています。
360度カメラ
全方位を撮影できる360度カメラは、水中パノラマ撮影などに活用されています。水中風景を余すことなく記録したり、VRコンテンツに活用することで、よりリアルな水中体験を提供することができます。
ライブ配信対応
水中ライブ配信に対応する防水カメラも登場しており、リアルタイムで水中映像を共有することができます。また体に装着して撮影できるウェアラブルカメラの場合はハンズフリーで水中撮影を楽しめ、サーフィンやダイビングなどのアクティビティに適しています。
スマホ連動
スマートフォンと連携して操作できる防水カメラは、撮影した写真や動画をすぐに共有できる。スマホ連動により、水中撮影した写真や動画をSNSで共有したり、ライブ配信を行うことも可能になります。
参考:Market Research Future: Underwater Camera Market Research Report
防水カメラに関する最新ニュース
2023年に出た防水カメラに関するニュースをまとめました。
リコー:PENTAX WG-90を発売
出典:https://news.ricoh-imaging.co.jp/rim_info/2023/20231115_039283.html
高い防水性能と優れた耐落下衝撃性能、さらに多彩な撮影機能を小型軽量ボディに備えた防水コンパクトデジタルカメラ「PENTAX WG-90」を発売。小型軽量のボディに水深14mでの水中撮影が可能な防水性能をはじめ、高さ1.6mからの耐落下衝撃性能やマイナス10℃までの耐寒構造を備えたスタンダードクラスの防水コンパクトデジタルカメラ。
一般的なデジタルカメラやスマートフォンの使用が困難な環境下での撮影に耐えうる高い信頼性を実現するとともに、明るい屋外での撮影時にモニターの明るさを素早く調整できるアウトドアモニター機能なども備えており、視認性を高めている。
また、被写体を大きく拡大し、肉眼では気づかないミクロの世界を鮮明な画像で記録できる独自の”デジタル顕微鏡”モードなど、アウトドアから日常のスナップ、ビジネス用途まで、幅広い撮影シーンに適したモデルとなっています。
- 製品名 PENTAX WG-90
- 本体色 ブラック、ブルー
- 価 格 66,000円(税別)
- 発売日 2023年12月上旬
OM SYSTEM(旧オリンパス):Tough TG-7発表
出典:https://jp.omsystem.com/product/compact/tg7/index.html
OMデジタルソリューションズは、水中撮影可能なデジタルカメラ「OM SYSTEM Tough TG-7」を発表。水深15m・耐低温-10℃の高い耐環境性能と、レンズ先端1cmまで近接撮影可能な高い接写性能を併せ持つコンパクトデジタルカメラ。5つの撮影モードと充実のアクセサリー(別売)で水中の全てを捉えることが可能。
5つのモード:水中マクロ・水中顕微鏡・水中ワイド・水中スナップ・水中HDR
OM SYSTEMブランドとして初となるToughシリーズとなる。2010年~2019年まではオリンパスが開発・製造しており、「OLYMPUS Tough TG-6」(2019年7月発売)が最後のモデルとなった。発売時点での販売価格は、公式オンラインストアであるOM SYSTEM STOREで6万9300円。
ケンコー・トキナー:防水デジタルカメラ KC-WP06販売開始
KC-WP06は水深3.5mまで対応するIPX8の防水性能と、IP5Xの防塵性能を備えたコンパクトデジタルカメラです。水に濡れることを心配せずに、海などで撮影を楽しむことができます。カメラの前面にも液晶モニターが付いているので自撮りにも便利。
- 焦点距離25.5mm(35mm判換算)の広角レンズ採用で、広い範囲を写すことが可能。
- 最短で約10cm まで被写体に寄って接写。
- PCにつなげてWEBカメラとしても使用可能。
- タイムプラス撮影、動き検出機能、スローモーション撮影など多機能な機能付きカメラ。
ナガオカ:防水デジタルカメラMWP200を発売
ナガオカはアウトドアデジタル製品を扱う「movio」ブランドより、防水機能搭載、高画質500万画素の防水デジタルカメラ「MWP200」を全国の家電量販店・ECサイトにて2023年9月27日より発売。メーカー想定売価は15,180円(税込)
- 水深3m、水中1時間の連続使用が可能な防水等級IPX8のコンパクトデジタルカメラ。
- 135gの軽量コンパクトサイズに、2.7インチの大画面液晶搭載
- 手ブレ軽減機能やセルフタイマー機能を搭載し、4倍デジタルズームでの撮影も可能
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こちらは現在Amazon、楽天、ヤフーショッピングで紹介されている防水カメラのランキングです。最安&人気のアイテムを是非チェックしてみましょう!
防水カメラ まとめ
いかがだったでしょうか?
防水カメラは色々な種類と色々なメーカーが出していますが、どのメーカーでもスタンダードなものであれば事足りるクオリティのカメラがほとんどでした。
値段が高い機種であれば、水深深く潜れるものが多く、また画質や機能的にも優れているものが多かったですね!
使いたい目的、用途に合わせて選ぶことが、ご自身にベストな防水カメラを探す一番の方法と言えるかもしれません。
使う頻度や、予算などを考えて購入することで、より素敵なアウトドアライフを送ることが出来ますね!
興味があれば、防水ビデオカメラについての記事も読んでみてください!
関連記事:水中でも撮影できる!オススメの防水ビデオカメラの種類と選び方
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