おすすめの容量は?スマホ用マイクロSDカード24選!使い方、対応機種も紹介

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スマホ用マイクロSDカード おすすめ

スマホのストレージ容量を増やすのに役立つ「マイクロSDカード」。ストレージ容量が足りなくなったときにわざわざスマホを買い替える必要がなく、機種変更後も新しいスマホに挿入して使用できます。

しかし、「どのくらいの容量を選べばいいかわからない」と悩んでいる方も多いですよね。また、「どのメーカーの商品が信頼できるの?」と気になっている方もいるのではないでしょうか。

そこで本記事では、おすすめのスマホ用マイクロSDカードをランキング形式でご紹介。容量の目安やおすすめメーカーについても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

必要な容量をチェック!スマホ用なら128~256GBがおすすめ

必要な容量をチェック!スマホ用なら128~256GBがおすすめ

スマホ用マイクロSDカードの容量で迷ったら、おすすめは128GBか256GB。人によって最適な容量は違いますが、128GB・256GBは購入しやすい価格帯で、写真や音声データをたっぷり保存できます

マイクロSDカードの容量 価格帯
64GB 500~1,500円
128GB 1,500~2,500円
256GB 2,000~5,000円
512GB 5,000~1万円
1TB 1万円~

512GBや1TBは大量のデータを保存できますが、その分価格は高め。また、動画をたくさん撮影する方やゲームアプリを複数ダウンロードする方などの一部のユーザー以外は、容量を持て余す可能性が高いです。

自分に合った容量をしっかり見定めたい方は、以下もチェックしてみてください。

保存できるデータ量の目安

具体的にどのくらいのデータを保存できるのかは以下の表を参考にしてみてください。画像・動画・音楽など今後必要になりそうなデータ量を考えて、最適な容量のマイクロSDカードを選びましょう。

データの種類 64GB 128GB 256GB 512GB 1TB
写真データ(1,800万画素) 約9,600枚 約19,200枚 約38,400枚 約76,800枚 約153,600枚
HD動画(1時間) 約10時間 約20時間 約40時間 約80時間 約170時間
4K動画(1時間) 約1時間15分 約2時間30分 約5時間 約10時間 約21時間
高音質 約6,000曲 約12,000曲 約24,000曲 約48,000曲 約96,000曲

編集部

高画質の動画を撮る機会が多い方は512GB以上を選ぶのがおすすめです。

スマホが対応している容量の上限をチェック

スマホは機種によって使用できるマイクロSDカードの最大容量が決まっています。2021年以降に発売された新しいスマホなら、対応している最大容量は1TBのケースが多いです。しかし古いスマホは対応容量が小さいケースが多いので、大容量のマイクロSDカードを使用したい方は念のため確認しましょう。

代表的なスマホの対応容量
  • Xperiaシリーズ:1TB(2020年以前のモデルには512GB・400GB・256GBなどの場合あり)
  • AQUOSシリーズ:1TB(2019年以前のモデルには512GB・400GB・256GBなどの場合あり)
  • Galaxyシリーズ:1TB(2019年以前のモデルには512GB・400GBなどの場合あり)

また、アプリをマイクロSDカードに保存できるのは、Galaxyシリーズのような一部機種のみ。アプリをマイクロSDカードに保存した方は事前に自分のスマホが対応しているかチェックしておきましょう。

マイクロSDカードの選び方

マイクロSDカードを選ぶときは、容量以外にも書き込み速度・耐久性などチェックすべきポイントがあります。具体的にどんな製品を選べばいいかご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

4K動画の撮影に使用するなら「書き込み速度30MB/秒以上」がおすすめ

4K動画の撮影時にマイクロSDカードを使用するなら、書き込みの最低保証速度が30MB/秒以上の製品を選びましょう。4K動画はデータサイズが大きいため、書き込み速度が遅いとエラーが出て撮影が中止されてしまいます。

具体的にはスピード規格をチェック。マイクロSDカードのスピード規格には、スピードクラス・UHSスピードクラス・ビデオスピードクラスの3つがあります。最低保証速度30MB/秒はUHSスピードクラスU3以上、ビデオスピードクラスV30以上が必要です。具体的には以下の表を参考にしてみてください。

最低保証速度 スピードクラス UHSスピードクラス ビデオスピードクラス
2MB/秒 Class2
4MB/秒 Class4
6MB/秒 Class6 V6
10MB/秒 Class10 U1 V10
30MB/秒 U3 V30
60MB/秒 V60
90MB/秒 V90

最新のマイクロSDカードは、最低保証速度10MB/秒以上の製品が多いです。4K撮影にマイクロSDカードを使用しない場合は10MB/秒の速度が出れば十分なので、4K撮影をする方以外は速度を気にする必要はありません。

アプリの保存には「アプリケーションパフォーマンスクラス」準拠モデルがおすすめ

アプリの保存には、アプリケーションパフォーマンスクラス準拠モデルがおすすめ

アプリの保存にもマイクロSDカードを使用したいなら、アプリケーションパフォーマンスクラスに準拠しているかチェック。アプリケーションパフォーマンスクラスはアプリを保存したときの処理速度の規格です。

アプリケーションパフォーマンスクラスに準拠していない製品にアプリを保存すると、アプリの起動速度や操作が遅くなります。アプリケーションパフォーマンスクラスはA1・A2の2段階で評価されていて、A2の方が高性能ですがA1でも十分ストレスなく使用できます

規格 ランダムリード最低処理速度(読み込み) ランダムライト最低処理速度(書き込み)
A1 1,500IOPS 500IOPS
A2 4,000IOPS 2,000IOPS

単位のIOPSとは、1秒あたりに読み込み・書き込みできる回数のこと。ランダムリードは、ストレージ内のさまざまな場所からデータを読み取る操作で、アプリや小さなファイルを素早く開くときに重要です。ランダムライトは、異なる場所にデータを書き込む操作で、アプリがデータを保存・更新する際に関係します。A1規格では、1秒あたりにランダムリード1,500回、ランダムライト500回が可能です。

防水性・耐衝撃性がある耐久性の高いモデルを選ぶ

アウトドアで使用するなら防水性・耐衝撃性がある耐久性の高いモデルを選ぶ

出典:amazon.co.jp

スマホは屋外でも使用するのでマイクロSDカードの耐久性が低いと、故障してデータが消えてしまうリスクが高まります。念のため防水性や耐衝撃性も確認しておきましょう。

防水性はIPX7に準拠していれば一時的な水没に耐えることができ、安心して使用できます。耐衝撃性も重要で、日常的な使用での衝撃に耐えられるモデルを選ぶことで、落下による故障のリスクを減らせます。

【容量128GB】マイクロSDカードおすすめ人気ランキング比較一覧表

Picky’s編集部が主要サイト(Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング、価格比較サイト)の上位商品をポイント制で集計。本当に売れている上位のおすすめ商品を厳選しました。

容量と価格のバランス重視の方におすすめな、128GBのマイクロSDカードの人気ランキングです。

商品最安価格スピードクラスアプリケーションパフォーマンスクラス耐久性容量のバリエーション
SmaQ マイクロSDカード U3C10¥3,980 楽天市場AmazonYahoo!U3・Class10A1動作温度:-25~85℃・耐X線・静電耐性・耐磁128GB・256GB
KIOXIA(キオクシア) EXCERIA KLMEA128G¥1,780 楽天市場AmazonYahoo!U1・Class10-動作温度:-25~85℃・防水性能:IPX7・X線耐性:ISO7816-1・耐衝撃性:5mからの落下・耐静電気・ヒューズ搭載32GB・64GB・128GB・256GB・512GB
TEAMGROUP ELITE A1カード¥2,280 楽天市場AmazonYahoo!V30・U3A1動作温度:-25~85℃・防水・防塵・耐X線64GB・128GB・256GB・512GB・1TB
BUFFALO(バッファロー) RMSD-128U11HA/N¥2,310 楽天市場AmazonYahoo!U1・Class10A1動作温度:-25~85℃・防水性能:IPX7・X線耐性:ISO7816-1・耐衝撃性32GB・64GB・128GB・256GB・512GB
Silicon Power(シリコンパワー) SP128GBSTXDV3V20SP¥940 楽天市場AmazonYahoo!V30・U3・Class10A1動作温度:0~70℃・防水・耐衝撃・耐X線64GB・128GB・256GB・512GB・1TB
Samsung(サムスン) EVO Plus MB-MC128SA-IT/EC¥2,480 楽天市場AmazonYahoo!V30・U3・Class10A2動作温度:-25~85℃・防水:水深1mの3%食塩水で24時間・耐X線:100mGy(空港のX線検査装置に相当)で210秒・耐磁:15,000ガウスで30秒・耐落下:1.5mからの落下耐性あり・耐摩耗:1万回の挿抜試験をクリア64GB・128GB・256GB・512GB・1TB

【容量128GB】マイクロSDカードおすすめ人気ランキング6選

【容量256GB】マイクロSDカードおすすめ人気ランキング比較一覧表

写真・音楽・動画などをたくさん保存したい方におすすめな、256GBのマイクロSDカードの人気ランキングです。

商品最安価格スピードクラスアプリケーションパフォーマンスクラス耐久性容量のバリエーション
遊品館 マイクロSDカード¥3,270 楽天市場AmazonYahoo!Class10--256GB
SanDisk(サンディスク) ウルトラmicroSDHC UHS-Iカード SDSQUAC-256G-GN6MN¥2,615 楽天市場AmazonYahoo!U1・Class10A1動作温度:-25~85℃・防水・耐X線・耐衝撃性32GB・64GB・128GB・256GB・512GB・1TB・1.5TB
SanDisk(サンディスク) Extreme microSDXC UHS-I CARD SDSQXAV-256G-GN6MN¥3,549 楽天市場AmazonYahoo!V30・U3・Class10A2動作温度:-25~85℃・耐衝撃性・防水・耐X線32GB・64GB・128GB・256GB・512GB・1TB・2TB
Amazonベーシック microSDXCメモリーカード楽天市場¥3,457 AmazonYahoo!V30・U3・Class10A2動作温度:-10~85℃・防水性能:IPX6・耐X線・耐衝撃性・耐磁性64GB・128GB・256GB・512GB・1TB
Samsung(サムスン) PRO Plus MB-MD256SA-IT/EC¥4,020 楽天市場AmazonYahoo!V30・U3・Class10A2動作温度:-25~85℃・防水:水深1mの3%食塩水で24時間・耐X線:100mGy(空港のX線検査装置に相当)で210秒・耐磁:5,000ガウスで30秒・耐落下:1.5mからの落下耐性あり・耐摩耗:1万回の挿抜試験をクリア128GB・256GB・512GB・1TB
MMOMENT マイクロSDカード¥4,829 楽天市場AmazonYahoo!V30・U3・Class10A1耐高温・防衝撃・防水・耐X線・防磁64GB・128GB・256GB・512GB

【容量256GB】マイクロSDカードおすすめ人気ランキング6選

【容量512GB以上】マイクロSDカードおすすめ人気ランキング比較一覧表

4Kのような高画質な動画をたくさん保存する方におすすめな、512GB以上のマイクロSDカードの人気ランキングです。

商品最安価格スピードクラスアプリケーションパフォーマンスクラス耐久性容量のバリエーション
AGI TF138¥6,599 楽天市場AmazonYahoo!V30・U3A2防水・耐衝撃・耐温度・防塵性能あり・耐X線・耐磁性256GB・512GB・1TB・2TB
GIGASTONE(ギガストーン) Gaming Plus マイクロSDカード¥8,958 楽天市場AmazonYahoo!V30・U3・Class10A1防水・耐衝撃・耐温度・耐紫外線32GB・64GB・128GB・256GB・512GB・1TB
MOVE SPEED V60 マイクロSDカード楽天市場¥7,190 AmazonYahoo!V60・U3・Class10A2耐衝撃性・防水・耐高温&低温128GB・400GB・512GB・1TB
GIGASTONE(ギガストーン) 4K Camera Pro マイクロsdカード¥10,000 楽天市場AmazonYahoo!V30・U3・Class10A2防水・耐衝撃・耐熱・耐紫外線32GB・64GB・128GB・256GB・512GB
LinkMore A2V30MicroSDXCカード確認中 楽天市場AmazonYahoo!V30・U3・Class10A2動作温度:-25~85℃・防水・防振・耐X線・耐磁性64GB・128GB・256GB・512GB
SanDisk(サンディスク) Extreme Pro SDSQXCD-1T00-GN6MA¥16,590 楽天市場AmazonYahoo!V30・U3・Class10A2動作温度:-25~85℃・耐衝撃性・防水・耐X線32GB・64GB・128GB・256GB・512GB・1TB

【容量512GB以上】マイクロSDカードおすすめ人気ランキング6選

【容量64GB以下】マイクロSDカードおすすめ人気ランキング比較一覧表

音楽・画像などの軽いデータの保存が主な方やコスト重視の方におすすめな、容量64GB以下のマイクロSDカードの人気ランキングです。

商品最安価格スピードクラスアプリケーションパフォーマンスクラス耐久性容量のバリエーション
Lazos microSDカード L-B64MSD10-U3¥890 楽天市場AmazonYahoo!U3・Class10-動作温度:-4~35℃32GB・64GB・128GB・256GB・512GB
ADTEC microSDHC¥990 楽天市場AmazonYahoo!Class10-動作温度:0~60℃・防水性能:IPX78GB・16GB・32GB・64GB・128GB・256GB・512GB
KIOXIA(キオクシア) EXCERIAベーシック KTHN-MW016G確認中 楽天市場AmazonYahoo!U1・Class10-動作温度:-25~85℃・防水性能:IPX7・X線耐性:ISO7816-1・耐衝撃性:5mからの落下・耐静電気・ヒューズ搭載16GB・32GB・64GB・128GB・256GB・512GB
ガウディ microSDXCカード¥1,280 楽天市場AmazonYahoo!U1・Class10-防水性能:IPX7・衝撃耐性・静電耐性32GB・64GB・128GB・256GB
アイ・オー・データ EX-MSDU1¥1,280 楽天市場AmazonYahoo!U1・Class10-動作温度:0~55℃・耐X線設計:ISO7816-132GB・64GB・128GB・256GB
MMOMENT マイクロSDカード¥1,763 楽天市場AmazonYahoo!V10・U1・Class10A1防衝撃・防磁力・耐X線・耐高温設計32GB・64GB・128GB・256GB

【容量64GB以下】マイクロSDカードおすすめ人気ランキング6選

マイクロSDカードのおすすめ人気メーカー

マイクロSDカードを購入するときは、どのメーカーの製品を選ぶかが重要です。無名メーカーの製品はすぐに故障してしまったり、容量偽装をしていて実際に使える容量が小さかったりします。

ここでは信頼できるメーカーの中でも、特に人気のあるおすすめメーカーを3社ご紹介します。

高耐久で保証が充実している「SanDisk(サンディスク)」

アウトドアアクティビティでマイクロSDカードを使う機会が多い方におすすめなのがサンディスク。高耐久な製品が多く、エクストリームシリーズはダイビングや登山などの厳しい環境でも使用できます。無期限保証が付いている製品も多く、マイクロSDカードの扱いに慣れていない方でも安心して使えますよ。

国内メーカーで信頼性の高い「KIOXIA(キオクシア)」

日本メーカーのマイクロSDカードを使いたい方におすすめなのがキオクシア。東芝から分社化して設立された会社で、品質が優れているのが魅力です。耐久性の高いEXCERIA HIGH ENDURANCEやコスパの高いEXCERIA BASICなどシリーズが豊富で、使い方に合った製品を選べます。

コスパの高さが魅力的な「Transcend(トランセンド)」

有名メーカー製で低コストなマイクロSDカードが欲しい方におすすめなのがトランセンド。128GBで1,700円台のような、それぞれの容量で安いマイクロSDカードを販売しています。Amazonに公式ストアがあるので、偽物を購入するリスクが低いのも魅力ですよ。

編集部

メーカー品でも販売元が悪質業者だと、偽造品を購入してしまう可能性もあります。偽造品でなくても、並行輸入品・海外パッケージ品だと保証が受けられないケースもあるので、正規品を購入するのがおすすめです。

マイクロSDカードが使えるスマホの対応機種

ハイエンドモデルを中心に、マイクロSDカード用のスロットを搭載していないスマホが増えています。薄型化やバッテリー・カメラの大型化でスペースに余裕がなくなったり、クラウドストレージサービスの利用者が増えたりしたのが原因です。スマホにマイクロSDカード用のスロットがない場合は、外付けのカードリーダーが必要になります。

マイクロSDカード対応機種の例 マイクロSDカード非対応の例
  • Xperiaシリーズ
  • AQUOSシリーズ(AQUOS zero2・AQUOS zeroなど一部機種は非対応)
  • Galaxy Aモデル
  • Galaxy Mモデル
  • iPhone
  • Galaxy Foldシリーズ
  • Galaxy Sモデル
  • Google Pixelシリーズ
  • Xiaomi 12T Pro

関連記事:【スマホ対応】SDカードリーダーおすすめ21選 iPhoneやAndroidの使い方も解説

スマホでマイクロSDカードを使うメリット・デメリット

スマホでマイクロSDカードを使うのはメリットが多いですが、デメリットもあります。購入後に後悔しないように、あらかじめメリット・デメリットをしっかり把握しておきましょう。

メリット:お得にストレージ容量を増やせてデータの転送が簡単

お得にストレージ容量を増やせてデータの転送が簡単

マイクロSDカードのメリットは、スマホを買い替えずにストレージ容量を増やせる点。機種変更よりも低コストでストレージ容量不足を補えます。また、買い替えの場合はSIMの交換や引き継ぎ設定など手間もかかりますが、マイクロSDカードならネットや実店舗で購入するだけで利用できます。

多くのスマホは、128GB・256GB・512GB・1TBなどの決まったストレージ容量のモデルしかありません。しかし、マイクロSDカードを使えば自分にちょうどいい容量に調整できます。

さらに、マイクロSDカードはパソコンで読み込めるのも魅力。容量の大きいデータもスムーズに移動できます。スマホを買い替えた際もマイクロSDカードを差し替えてデータをそのまま移行できるので、使い勝手がいいアイテムです。

デメリット:スマホの内部ストレージよりも読み込みが遅い

読み込みが遅く、外付けカードリーダーが必要なケースがある

マイクロSDカードを使うデメリットは、読み込みが遅い点。スマホ内部のストレージに保存したデータを読み込むのに比べると、マイクロSDカードに保存したデータの読み込みは遅くなります。スマホ内部のストレージにはeMMC・UFSなどの種類があり、どれもマイクロSDカードよりはるかに速くデータを転送できます。

種類 理論上のデータ転送速度
eMMC 5.1 400MB/秒
UFS 3.1 2,320MB/秒
マイクロSDカード(V90) 312MB/秒

マイクロSDカードは写真・画像・動画の保存領域として使用するのがおすすめ。高速でのデータ転送が必要な場面が少なく、転送速度の遅さが気になりません。繰り返し使用するアプリの保存や4K動画撮影のような、転送速度が重要になるシーンでの利用は避けましょう。

スマホへのマイクロSDカードの入れ方と使い方を解説

スマホへのマイクロSDカードの入れ方と使い方を解説

マイクロSDカードを購入したら、さっそくスマホに入れて使用しましょう。初めてマイクロSDカードを使用する方向けに、スマホへのマイクロSDカードの入れ方や使い方をご紹介します。

  • マイクロSDカードの入れ方
  • STEP.1
    スマホの電源を切り、SIMカードトレイを取り出す
    マイクロSDカードはSIMスロットに取り付けるケースが多いです。機種によって違うので、場所がわからない方は取扱説明書や公式サイトなどを確認しましょう。
  • STEP.2
    マイクロSDカードをスロットの形に合うように取り付けてスマホに挿しこむ
    マイクロSDカードには表・裏があるので、取扱説明書でどちらの向きに入れるか確認しましょう。スロットの形に合うように取り付ければ、表・裏を間違えずに装着できる場合もあります。
  • STEP.3
    スマホの電源を入れ、マイクロSDカードを認識した旨の通知をタップ
    マイクロSDカードを挿入してスマホの電源を入れると、「SDカードが検出されました」といった内容の通知が表示されるケースが多いです。その通知をタップすれば設定画面に移動できます。
  • STEP.4
    「外部ストレージとして使用」を選択する
    表示される内容は機種によって異なります。設定は内部ストレージではなく外部ストレージにするのがおすすめ。外部ストレージならパソコンのような他の機器で読み込めます。なお、内部ストレージとして使用できない場合は、自動で外部ストレージに設定されるケースもあります。

アプリをマイクロSDカードに保存したいなら、マイクロSDカードを内部ストレージに設定しないといけない点は要注意。内部ストレージに設定する場合は、マイクロSDカードの中身が全て消去されます。もしすでにデータが保存されているときは、他の機器にバックアップを作成しましょう。

次に、データの保存先をマイクロSDカードに変更し、データを移行します。具体的な手順は以下を参考にしてみてください。

マイクロSDカードにデータを保存する手順
  1. 「設定」アプリ内の「保存先設定」をタップ
  2. 保存先を「SDカード」に変更する
マイクロSDカードにデータを移行する手順
  1. 「Files」アプリ内の「内部ストレージ」をタップ
  2. 移動させたいデータを選択する
  3. 右上のメニューボタンを選択し、「移動」をタップ
  4. 「SDカード」を選択する
  5. 「新しいフォルダを作成」を選択し、フォルダ名を設定する
  6. 「フォルダに移動」をタップ

編集部

項目名は機種によって違います。同じ項目が見つからない場合は、似た名前の項目がないかチェックしてみましょう。また、Galaxyシリーズには「マイファイル」というアプリがあり、そちらからデータを移行できます。

現在使用しているストレージ容量の確認方法

現在ダウンロードしているデータの容量がわかれば、今後どのくらいの容量が必要になるか判断しやすいです。自分が使用しているストレージ容量をチェックする方法は次の通りです。

Androidのストレージ容量の調べ方
  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「ストレージ」をタップ

編集部

スマホの機種によっては、ストレージ容量の調べ方が違うケースもあります。「ストレージ」の項目が見つからない場合は、「設定」アプリ内の他の項目も確認してみましょう。

マイクロSDカードの種類

マイクロSDカードには大きく以下の3種類あります。

  • 「microSD」
  • 「microSDHC」
  • 「microSDXC」

「microSD」→「microSDHC」→「microSDXC」の順で容量が大きく、高性能になっていきますが当然価格も高くなる傾向にあります。

なお、現在ほとんどの機器が3種類に対応していますが、機種によっては、全てのマイクロSDカードには対応していない場合もあるので気をつけましょう。

例えば中古を多く扱っているメルカリやヤフオク!などで、古い機器を購入するとSDXCなどが使えないことがあります。

スマホでマイクロSDカードを使うときのよくある質問

スマホでマイクロSDカードを使うときのよくある質問

マイクロSDカードは定期的に買い替えた方がいい?

マイクロSDカードは長期間使い続けていると、劣化していずれ故障します。耐久年数は3年程度といわれているので、故障してデータが消えてしまう前に交換するのがおすすめです。

マイクロSDカードはどこで買うのがおすすめ?

販売元は、メーカーの公式サイトや、家電量販店の実店舗・ネットショップがおすすめです。Amazonで購入する場合は、出荷元・販売元に「Amazon.co.jp」と記載されているかチェックしましょう。

マイクロSDカードに保存したデータはバックアップを作成しておくべき?

定期的にバックアップを作成しておくのがおすすめです。マイクロSDカードは有名メーカーの製品でも故障するリスクがあります。

マイクロSDカードが壊れたときにデータを復旧できる?

データ復旧ソフトを利用すれば復元できる可能性があります。また、データ復旧業者に依頼する方法もあります。詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。

関連記事:【物理的でも大丈夫】破損したSDカードのデータを復元する方法!Android用スマホも

おすすめスマホ用マイクロSDカードまとめ

買い替えよりも安価にスマホのストレージを増やせるマイクロSDカード。パソコンへのデータ移動も簡単で、クラウドストレージへの課金を避けたい方にもおすすめです。

  • 容量は128~256GBがおすすめ
  • 4K動画の撮影に使用するなら書き込み速度30MB/秒以上がおすすめ
  • アプリの保存には、アプリケーションパフォーマンスクラス準拠モデルがおすすめ
  • アウトドアで使用するなら防水性・耐衝撃性がある耐久性の高いモデルを選ぶ
  • 信用できるメーカー・販売元から正規品を購入する

以上のポイントを参考に、安心して使用できる自分に合ったスマホ用マイクロSDカードを選びましょう。

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