【DIY初心者にも】電動ジグソーおすすめ18選!人気のマキタ・ボッシュや充電式も

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ジグソー

「ジグソー」は木材だけでなく金属やプラスチックも切断可能な電動工具。初心者でも扱いやすく、直線も曲線もカットできるため、一台持っていると製作の幅が広がりますよ。

しかし、ジグソーはマキタ・ボッシュなど多くの人気メーカーから販売されており、充電式やコード式など種類もさまざま。初めて購入する人はどれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。ジグソーの使い方やブレードの選び方なども気になるところです。

そこで今回は、電動ジグソーの選び方とおすすめメーカーを初心者でもわかりやすいよう徹底解説。記事の後半では、最新の売れ筋商品をランキングで紹介しています。これからDIYを始めたい人必見の内容となっているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

丸ノコとの違いは?ジグソーは曲線もカットできる使いやすい電動ノコギリ

そもそもジグソーとは?丸ノコとはどう違うの?

ジグソーとは、木材・軟鋼板・プラスチックなどを切断できる電動ノコギリの一種です。ブレードと呼ばれる細長い刃を上下に動かしながら、材料を自由自在にカットできます。

似たような使い方をする電動工具に「丸ノコ」がありますが、ジグソーとの大きな違いは曲線のカットができるか否かです。丸ノコは直線切りがメインで曲線切りには向きません。ジグソーは直線の切断スピードは丸ノコに劣るものの、曲線や波型、複雑な形状など精細なカットを得意としています。

また、丸ノコは作業中に刃が進行方向と逆に跳ね返る「キックバック」が起こる場合があり、慣れないうちは大変危険です。反面、ジグソーはキックバックが起こりにくいため、丸ノコより安全性◎。DIY初心者には、汎用性・扱いやすさ・安全性に優れたジグソーがおすすめですよ

ジグソー 丸ノコ
切断可能な形状 直線・曲線・円形など 直線のみ
切断スピード
直線切りの美しさ
安全性

関連記事:DIYでも活躍!丸ノコおすすめランキング20選|使い方や刃の選び方も解説

関連記事:【初心者向けも】電動ノコギリおすすめ20選!マキタやホームセンターブランドも紹介

電動ジグソーのおすすめ選び方

ジグソーの選び方

ジグソーを選ぶときは、電源方式・ストローク数(幅)・切断能力・ブレードの交換方式・サポート機能の5点に注目しましょう。それぞれのポイントについて詳しく解説します。

充電式orコード式?用途や使いやすさを考慮して電源方式を選ぶ

ジグソーの電源方式は、充電式とコード式の2通りに分けられます。それぞれにメリットとデメリットがあるので、用途・使いやすさ・使用環境などを考慮しながら選びましょう。

屋外での作業や取り回しのよさを重視するなら「充電式」

屋外での作業や取り回しのよさを重視するなら「充電式」

コードレスで使える充電式は、取り回しのよさが魅力です。コードが邪魔にならないため使う場所を選ばず、屋外や電源のない環境で作業したい人にぴったり。

一方、コードレスは使用時間が限られているため、長時間の作業には向きません。また、コード式に比べるとバッテリーの分だけ重くなりがちで、ハイパワーなモデルほど重量のある製品が多いです。

ちなみに充電式ジグソーは本体のみの販売が多く、バッテリーは別売りで購入する必要があります。別売りのバッテリーは3,000~5,000円ほどするので、本体の料金に加算して予算を立てましょう。

編集部

電動工具はバッテリーがメーカーで統一されていることがほとんどです。既にジグソー以外の電動工具を持っている人は、同じメーカーの充電式ジグソーを選ぶとバッテリーを買わずに使える可能性大ですよ。

長時間使う人や近くに電源がある人は「コード式」がおすすめ

長時間使う人や近くに電源がある人は「コード式」がおすすめ

コンセントから直接給電するコード式は、安定したパワーで作業を行えるのが魅力です。充電切れの心配がないため、長時間の作業が多い人にぴったり。充電式はバッテリーを合わせると安くても1万円が目安ですが、コード式なら5,000円程度から購入でき、予算を抑えられます。

ただし、作業によってはどうしてもコードが邪魔になることがあります。電源を確保できない場所では使えないため、使用環境が限られる点にも注意しましょう。電源がない場所で使いたいときは、ポータブル電源を利用する手もありますよ。

関連記事:【コスパ最強はどれ?】ポータブル電源おすすめランキング40選を比較!災害用や大容量も

作業効率に関わるストローク数とストローク幅を確認しよう

スピーディーに切断したい人は、ジグソーのストローク数とストローク幅をチェックしましょう。この2点は作業効率に関わる重要な要素で、メーカー品であればスペック表に必ず記載されています。それぞれの選び方は、以下を参考にしてみてくださいね。

切断速度で選ぶならストローク数「3,000min-1」以上を目安にする

切断速度で選ぶならストローク数「3,000min-1」以上を目安にする

ストローク数とはブレードが1分間に上下する回数のことで、数値が大きいほど切断スピードが上がります。切断速度を重視したい人は、ストローク数が3,000min-1以上のジグソーがおすすめ。1分間あたり3,000回以上ブレードが上下し、素早く材料を切断できますよ。

注意したいのは、ストローク数は必ずしも大きい方がよいわけではないということ。材料によってはスピードが早いと切断面が粗くなることもあり、遅い方が扱いやすい場合もあります。ストローク数を調整できるモデルもあるので、柔軟に使いたい人はチェックしてみてください。

ストローク幅は大きいほど厚い材料をカットしやすく作業効率も良い

ストローク幅は大きいほどカットできる分量も増える

ストローク幅は、ブレードが上下に移動する範囲を数値化したものです。ストローク数と同じく、ストローク幅も大きければ大きいほどカットできる分量が増え、作業効率が上がります

家庭向けの安価なジグソーはストローク幅が18mm前後、プロ向けモデルになると25~26mmが主流です。薄い板材をカットするならストローク幅はさほど気にする必要ありませんが、角材や厚みのある板をカットしたい人は20mm以上のモデルがおすすめですよ。

木材の切断能力で65mm以上あるとDIYで使いやすい

木材の切断能力で65mm以上あるとDIYで使いやすい

切断可能な材料の種類と厚みを示す「切断能力」も見逃せないポイントです。切断能力はジグソーごとに決まっていて、木材50mm・軟鉄板3mm・アルミ板6mmのように材料によっても異なります。

DIY用に電動ジグソーを選ぶときは、木材の切断能力で65mm以上ある製品がおすすめ。DIYでよく使用される2×4材は断面の厚みが38mmですが、切断能力ギリギリの製品よりも余裕をもったスペックのものを選ぶと活用の幅が広がります。

ブレードの交換方式は工具不要な「ワンタッチ式」がおすすめ

ブレードの交換方式は工具不要な「ワンタッチ式」がおすすめ

電動ジグソーのブレード交換方式は、工具を使わない「ワンタッチ式」がおすすめ。工具が必要なタイプだと、毎回六角レンチやドライバーを使用しなければならずやや面倒です。ワンタッチ式であればレバーを操作するだけで簡単に交換できますよ

なお、ブレードの交換はジグソーを使う上で欠かせない作業です。材料ごとにブレードを換えるだけでなく、ブレードが古くなったり途中で折れてしまったりしたときにも交換が必要となります。ジグソーの使用頻度が高いなら、ワンタッチ式を選んでおくと便利ですよ。

使い勝手に関わるサポート機能にも注目しよう

ジグソーには、商品ごとにさまざまなサポート機能が搭載されています。より快適に使うためにチェックしておきたい機能を紹介するので、選ぶ際の参考にしてみてくださいね。

【スピード調整機能】材料やカットする部位に合わせてストローク数を変更できる

【スピード調節機能】材料やカットする部位に合わせてストローク数を変更できる

初心者の人には、ストローク数を数段階ごとに設定できる「スピード調節機能」がおすすめです。ジグソーはカットする材料や切断方法によってストローク数を調整しながら使うのが理想的。あらかじめスピードを設定できれば、作業中に調整する必要がないのでラクチンです。

なお、商品によっては、トリガーを引く強さでスピード調整する「無段変速機能」が搭載されているものもあります。このタイプはストローク数を固定できないため、作業中のスピードを一定に保つのにコツが必要です。慣れないうちは、できるだけスピード調節機能が使えるモデルを選びましょう。

【オービタル機構】上下運動のブレードに前後の動きを加えて切断スピードをUP

【オービタル機構】上下運動のブレードに前後の動きを加えて切断スピードをUP

出典:rakuten.co.jp

オービタル機構とは、ブレードの上下運動に加えて前後への動きを追加する機能のことです。上下+前後の運動により切断能力が向上し、作業効率がアップしますよ。最近はオービタル機構が使えるジグソーが増えていますが、安価な一部の商品は非搭載なので確認が必要です。

ただし、オービタル機構を使うと切断面が粗くなるため、丁寧に仕上げたい箇所には向きません。また、繊細な作業が求められる曲線切りにも向かないため、オービタル機構のオンオフは状況によって使い分けましょう。

【切断線ガイド】直線または円形に美しくカットできるようサポートする

【切断線ガイド】直線または円形に美しくカットできるようサポートする

切断線ガイドとは、ジグソーにセットして使う定規のこと。直線用と曲線用があり、ガイドを使用することでフリーハンドよりもきれいに切断できます。ジグソーの操作に慣れないうちは真っ直ぐに切るだけでも苦労しがちなので、ガイドを使って上級者の仕上がりを目指しましょう。

切断線ガイドは本体にセットで付属するもののほか、別売りで購入できる場合もあります。

【ブロワ機能】切断作業時に出る切粉を吹き飛ばす

【ブロワ機能】切断作業時に出る切粉を吹き飛ばす

切断時に出てくる切粉を風で吹き飛ばしてくれるのが「ブロワ機能」です。大量に切粉が出て墨線が見えにくくなっても、ブロワ機能で飛ばせるとカットラインが一目でわかりますよ

高いモデルに多い機能ですが、作業のしやすさに大きく関わるのでぜひチェックしてみてください。

墨線とは?
カットするラインや接合部位などを示す線のこと。あらかじめ鉛筆などで引いておくのが一般的です。

【LEDライト機能】刃先を照らして進行方向を見やすくする

【LEDライト機能】刃先を照らして進行方向を見えやすくする

刃先を照らしてくれるLEDライト機能があれば、進行方向がよりわかりやすくなります。夜間や薄暗い環境で作業する人はもちろん、視認性を高めたい人にもおすすめ。墨線がはっきり見えて正確にカットできますよ。ブロワ機能と併せて使うとより効果的です。

【充電式】電動ジグソーおすすめ人気ランキング比較一覧表

Picky’s編集部が主要サイト(Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング、価格比較サイト)の上位商品をポイント制で集計。本当に売れている上位のおすすめ商品を厳選しました。
商品最安価格電源方式ストローク数・ストローク幅切断能力重量ブレード交換方式サポート機能
マキタ 18V充電式ジグソー JV184D¥20,470 楽天市場AmazonYahoo!充電式0~3,000min-1 / 23mm木材135mm・軟鋼板10mm・アルミ20mm2.3kg(バッテリー含む)ワンタッチ式ソフトノーロード・LEDライト・オービタル機構・スピード調整
HiKOKI コードレスジグソー CJ36DA¥56,870 楽天市場AmazonYahoo!充電式800~3,500min-1 / 26mm木材135mm・軟鋼材10mm・ステンレス3.2mm2.7kg(バッテリー含む)ワンタッチ式オートモード・オービタル機構・無段変速・ブロワ機能・LEDライト
Panasonic 充電ジグソー EZ4550X¥44,220 楽天市場AmazonYahoo!充電式0~2,500min-1 / 25mm木材65mm・軟鋼材6mm・ステンレス1mm・アルミ10mm3.35kg(バッテリー含む)ワンタッチ式オービタル機構・ブロア機能・LEDライト・IP56保護等級
アイリスプラザ 充電式ジグソー JJS101-Z¥8,780 楽天市場AmazonYahoo!充電式0~2,500min-1 / 20m木材45mm・銅材5mm1.4kg(本体のみ)ワンタッチ式オービタル機構・ダブルロック
マキタ 充電式ジグソー JV002GZ¥32,389 楽天市場AmazonYahoo!充電式0~3,500min-1 / 26mm木材135mm・軟鋼材10mm・アルミニウム202.6kg(バッテリー含む)ワンタッチ式オービタル機構・ロックオン・6段階スピード調整・IP56保護等級・LEDライト
ブラックアンドデッカー ジグソー BDCJS12UB¥6,890 楽天市場AmazonYahoo!充電式0~2,800min-1 / 16mm木材52mm・軟鋼材5mm・アルミ17mm1.4kg(バッテリー含む)ワンタッチ式-
高儀 オービタルジグソー JSW-144LiAX¥6,121 楽天市場AmazonYahoo!充電式0~2,200min-1 / 18mm木材50mm・軟鉄板3mm・アルミ板6mm1.3kg(本体のみ)ワンタッチ式オービタル機構

【充電式】電動ジグソーおすすめ人気ランキング7選

【コード式】電動ジグソーおすすめ人気ランキング比較一覧表

商品最安価格電源方式ストローク数・ストローク幅切断能力重量ブレード交換方式サポート機能
高儀 オービタルジグソー JSW-100SC¥5,280 楽天市場AmazonYahoo!コード式1,500~2,800min-1 / 18mm木材63mm・軟鉄板7mm・アルミ板12mm2.1kgワンタッチ式オービタル機構・無段変速・ブロワ機能・平行定規付き
山善 変速ジグソー 電源コード式 TAJ-400A¥7,181 楽天市場AmazonYahoo!コード式800~3,000min-1 / 18mm木材65mm・軟鋼材6mm1.6kg六角レンチスピード調整
高儀 PRIMERO ジグソー JSW-350AZA楽天市場¥3,463 AmazonYahoo!コード式3,000min-1 / 16mm木材50mm・軟鉄板3mm・アルミ板6mm1.3kg六角レンチ-
マキタ JV0600K¥15,700 楽天市場AmazonYahoo!コード式500~3,100min-1 / 23mm木材90mm・軟鋼材10mm・アルミ板20mm2.3kgワンタッチ式オービタル機構・無段変速・定規
WORKPRO ジグソー¥6,980 楽天市場AmazonYahoo!コード式800~3,000min-1 / 17.4mm木材100mm・薄金属板10mm・アルミ10mm-ワンタッチ式オービタル機構・スピード調整・ブロワ機能
マキタ ジグソー 4327¥10,135 楽天市場AmazonYahoo!コード式500~3,000min-1 / 18mm木材65mm・軟鋼材6mm1.9kg六角レンチオービタル機構・スピード調整・ガイド
コーナン LIFELEX 変速ジグソー KM-400¥4,427 楽天市場AmazonYahoo!コード式3,000min-1 / 18mm木材55mm・軟鋼板6mm1.5kgワンタッチ式無段変速
ボッシュ ジグソー GST 90 BE PROFESSIONAL¥21,119 楽天市場AmazonYahoo!コード式3,100min-1 / 26mm木材90mm・軟鋼板10mm・アルミニウム20mm2.6kgワンタッチ式オービタル機構・無段変速
京セラ インダストリアルツールズ ジグソー CJ-250¥6,590 楽天市場AmazonYahoo!コード式2,100min-1 / 16mm木材25mm・非鉄金属3mm0.95kg六角レンチ-
スタンレー・ブラック&デッカー コンパクトオービタルジグソー KS701PE¥5,478 楽天市場AmazonYahoo!コード式3,000min-1 / 19mm木材70mm・金工5mm・アルミニウム15mm1.9kgワンタッチ式オービタル機能
京セラ インダストリアルツールズ ジグソー MJ-50A¥6,480 楽天市場AmazonYahoo!コード式3,200min-1 / 18mm木材50mm・軟鋼材3mm1.7kg六角レンチ-
HiKOKI ジグソー FCJ65V3¥9,343 楽天市場AmazonYahoo!コード式3,000min-1 / 18mm木材65mm・軟鋼材6mm1.5kg六角レンチ無段変速機構・円直線兼用ガイド
マキタ M421¥9,680 楽天市場AmazonYahoo!コード式3,100min-1 / 18mm木材65mm・軟鋼板6mm1.9kg六角レンチオービタル機構・無段変速・ガイド

【コード式】電動ジグソーおすすめ人気ランキング13選

電動ジグソーのおすすめ人気メーカー

電動ジグソーのおすすめ人気メーカーを紹介します。商品選びに迷ったときは、多くの人から選ばれる人気メーカー製品も候補に入れてみてくださいね。

電動工具のトップシェアメーカーとして人気の「マキタ(makita)」

「マキタ」は愛知県を拠点とする電動工具のトップメーカーで、国内では約60%のシェアを誇ります。ジグソーのジャンルでも圧倒的な人気があるため、ブランド力で選びたい人にぴったり。かつてはコード式も扱っていましたが、現在は充電式ジグソーのみを販売しています。

また、マキタの工具類は家庭向けがグリーン、プロ向けは「マキタブルー」で色分けされているのもポイント。ジグソーの現行品はすべてマキタブルーなので、プロ向けとして販売されています。DIY上級者はもちろん、プロと同じ工具を使いたい人はぜひ検討してみましょう。

家庭向け・プロ向けともに充実している「ボッシュ(BOSCH)」

自動車や産業機器のテクノロジーを主力とするドイツのメーカー「ボッシュ」。電動工具も有名で、家庭向けとプロ向けのジグソーを取り扱っています。マキタと同じく、家庭向け工具がグリーン・プロ向け工具がブルーに色分けされているのも特徴的です。

また、ボッシュのジグソーはラインナップが非常に豊富です。家庭向けモデルであれば1万円程度で購入が可能。パワフルに切断したい人にはプロ向けの「GST 90 BE」をチェックしてみましょう。かっこいい専用ケースが付属するのも嬉しいポイントです。

コード式の家庭向けモデルが人気の「リョービ(京セラ)」

リョービはかつてジグソーを販売していましたが、2018年に電動工具を含むパワー工具事業を京セラに譲渡。以降、リョービのジグソーは京セラブランドに生まれ変わりました。リョービ時代の商品もまだ残っているため、同じモデルでもKYOCERAとRYOBIの2種類のロゴが存在しています。

現在京セラから販売されているジグソーは4種類で、すべてがコード式です。初心者には家庭向けの入門機として販売されている「MJ-50A」がおすすめ。軽量コンパクトで扱いやすく、軽作業や引っ越しの解体などに重宝します。

IP56の防塵防水規格や高機能が魅力の「パナソニック(panasonic)」

「パナソニック」では、1979年よりプロ向けの電動工具を自社開発・販売しています。現在はプロ向けのジグソー2点をラインナップ。安いモデルでも充電器を含めて6万円程度と高額ですが、本格的なジグソーが欲しい人に適しています。

また、パナソニックのジグソーはIP56規格の防塵・防水性能を備えている点が魅力です。少しの雨程度なら耐性があるため、屋外作業が多い人におすすめです。ブロワ機能やLEDライトなど、快適な操作をサポートする高機能も標準装備されています。

電動ジグソーの基本的な使い方

ジグソーの基本的な使い方

ジグソーを初めて操作する人のために、使い方の手順を紹介します。ここでは基本的な使い方を解説しますが、詳しくは取扱説明書でしっかり確認してくださいね。

  • ジグソーの基本的な使い方
  • STEP.1
    作業台を確保する
    グラつきのない作業台を用意し、材料を置く。クランプがあれば固定する。
  • STEP.2
    墨線を引く
    材料に切断線となる墨線を引く
  • STEP.3
    ブレードを取り付ける
    ジグソーに切断する材料に適したブレードを取り付ける
  • STEP.4
    電源を入れる
    材料にブレードが当たっていない状態で電源を入れる
  • STEP.5
    切断する
    ブレードの動きが安定したら、ジグソーを押し進めながら切断線に沿ってカットする
  • STEP.6
    電源を切る
    カットが終わったら電源を切り、動きが完全に止まったのを確認してから片付ける

ブレード(替刃)の種類と選び方

ジグソーは使用しているうちにブレードが劣化し、だんだん切れ味が悪くなります。刃の表面が焦げたように黒くなったら、交換のタイミング。ブレードを選ぶときは、以下のポイントをチェックしてみてください。

材料にあわせてブレードの種類をチョイス

ブレードの種類

ブレードは、カットする材料に合わせて選ぶのが基本です。大きく分けると木工用・金工用の2タイプで、さらにプラスチック・アクリル板・カーボンファイバーなど専用に作られた特殊材料用があります。

プラスチックなどの非金属は切断面が熱に溶けやすいため、できるだけ専用ブレードを使用しましょう。

  • 木工用・・・木材・化粧板・MDF・ベニヤなど
  • 金工用・・・鉄・ステンレス・アルミなど
  • 特殊材料用・・・プラスチック・アクリル板・カーボンファイバーなど

ブレードの差し込み形状をチェック

ブレードの差し込み形状をチェック

一般的なブレードは、差し込み部分の形状がT字型の「Bタイプ」とストレートな「スタンダードタイプ」の2種類に分かれています。自分が持っているジグソーがどちらに対応しているかチェックし、必ず適合する方を選んでください。どちらなのかよくわからないときは、付属のブレードと同じ形状を選べばOKです。

ちなみに、Bタイプの「B」とはボッシュ社の頭文字を取ったもので、ボッシュをはじめとしたマキタ・HiKOKI・リョービなど多くのメーカーと互換性があります。

「直線用・曲線用」や「カット可能な材料の厚さ」もチェックポイント

その他のチェックポイント

ブレードの種類と差し込み形状を確認したら、以下の点にも注目してみてください。いずれもブレード選びには欠かせないポイントなので、しっかり確認しておきましょう。

  • カットの仕方・・・直線用か曲線用かで選ぶ。曲線用は直線用に比べて細身に作られている
  • カット可能な材料の厚さ・・・ブレードの全長が同じでも種類によって異なるので注意する
  • 仕上方・・・ブレード1インチあたりの刃の数(山数)が少なければ切断スピードが速くて粗め、多いほどスピードが遅くてきれいに仕上がる

中古のジグソーはどう?レンタルはできる?

中古のジグソーはどう?レンタルはできる?

ジグソーの購入費を抑えようと中古品を検討している人もいると思いますが、結論からいうとあまりおすすめできません。ジグソーは電動工具なので故障はつきもの。中古品を買ってすぐに壊れたとしても保証期限切れの可能性が高く、修理代が発生してしまいます。

もし、どうしても中古で購入したいときは、中古工具の専門店やリサイクルショップで保証付きのものを検討しましょう。その場で試運転や試し切りができれば理想的です。

また、ジグソーをたまにしか使わないのであれば、レンタルもおすすめです。カインズ・コーナン・DCMホーマックなどのホームセンターでは、一部の店舗で電動工具のレンタルサービスを行っています。ジグソー以外の工具も借りられるので、一時的にDIYを楽しみたい人はチェックしてみましょう。

電動ジグソーの関連商品

電動ジグソーの関連商品を紹介します。どれもDIYに役立つアイテムなので、あわせてチェックしてみてください。

直線切りを素早く行うなら「丸ノコ」

まっすぐ切るだけで曲線切りをしないのであれば、丸ノコも検討してみましょう。ジグソーよりも切断スピードが速く、正確にカットできます。手持ちタイプや卓上タイプがありますが、安いモデルであれば1万円以下でも購入が可能。ジグソーと一緒に揃えて使い分けるのもアリですよ。

関連記事:DIYでも活躍!丸ノコおすすめランキング20選|使い方や刃の選び方も解説

穴あけやネジ締めに使いたい「電動ドライバー」

これからDIYを始めようとするなら、ジグソーと併せて電動ドライバーも用意しておきましょう。切断した木に穴をあけたりネジを閉めたりするのに使用します。重量が300g未満の小型ドライバーなら初心者でも扱いやすく、5,000円以下の商品もたくさんあるのでおすすめです。

関連記事:初心者におすすめは?電動ドライバー人気ランキング29選!小型・安い商品も

大切な手をケガから守る「防刃手袋」

防刃手袋は、電動工具を使用する際に必ず着用するべきアイテム。防刃性能を重視し、「チェーンソー用」と表記された電動工具用の手袋を選びましょう。

関連記事:DIY・料理・護身用にも!防刃手袋おすすめランキング30選!防刃性能・選び方解説も

おすすめジグソーまとめ

  • 取り回しのよさで選ぶなら充電式・長時間作業するならコード式がおすすめ
  • 素早くカットしたい人はストローク数が3,000min-1以上のものを選ぶ
  • DIY用として選ぶなら木材の切断能力が65mm以上を目安にする
  • オービタル機構やブロワ機能など、快適性をサポートする機能にも注目しよう

今回は、ジグソーの選び方とおすすめの人気商品を中心に紹介しました。この記事を参考にぜひお気に入りの一台を見つけて、DIYで活用してみてくださいね。

関連記事:安くて使いやすい電動サンダーおすすめ30選!小型の人気オービタルサンダーも

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