初めてでもわかる!家庭用3Dプリンターおすすめ15選&選び方|作れるものやできることも解説

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3Dデータを基に、立体造形物を自宅で手軽に作成できる家庭用3Dプリンター。オリジナルフィギュアや模型のオリジナルパーツを作ったり、お菓子の型抜きやおもちゃも作れる便利で楽しい製品です。

ですが、3Dプリンター導入には3Dデータや特殊な材料が必要だったり、使い方も難しそうですよね。値段も比較的高額なため、なかなか購入に踏み切れない方も多いと思います。

そこで今回は3Dプリンター初心者の方のために、Picky’s編集部で家庭用の3Dプリンターの使い方やおすすめ商品を紹介します。3Dプリンターで作れる物や導入に必要なものの情報もまとめていますので、3Dプリンターに興味のある方はぜひチェックしてみてください。

家庭用3Dプリンターで作れるもの・できること一覧

3Dプリンターは本来非常に高額で専門的な機器ですが、近年メーカーによる小型化や機能の簡素化で低価格が実現し、家庭でも導入できる製品が増えてきました。家庭用3Dプリンターがあると、自宅でさまざまな物が自作できます。

  • オリジナルフィギュアの製作
  • プラモデル・ジオラマ模型のオリジナルパーツ製作
  • スマホケースやスタンドなどの日用品グッズ・雑貨製作
  • 治具や修繕用・修理用部品の製作
  • 配管用ジョイントの製作
  • オリジナルルアー製作
  • おもちゃ製作
  • アクセサリー・ジュエリー用パーツの製作

大型で高性能な業務用と違い、あくまでも家庭用のため造形可能なサイズや素材の制限、精度の低さといった課題はあるものの、アイディア次第でどんなものでも作成可能です

家庭用と業務用3Dプリンターの違いは「価格」「精度」「サイズ」

家庭用と業務用の違いをざっくり解説すると、「3Dプリンター本体の価格」「精度・強度」「造形できるサイズ」「作れる材質」が異なります。

家庭用3Dプリンターは、安い製品で数万円程度、高い製品でも50万円程度で購入できます。一方で業務用の3Dプリンターは数十万円から、高い製品では数百万円以上するものまでピンキリです。

高額な業務用の3Dプリンターは、粉末燃結方式のような造形精度の高い方式が選べ、使用するソフトも多機能・高機能で最終的に非常に高精細な造形物が作れます。金属やカーボンといった素材での造形や、複数のカラーを使った造形が可能です。

また、家庭用では不可能な大型の造形物も作成可能。もちろんその分多額の導入コストやランニングコストがかかりますし、本体のサイズも一般家庭では設置が難しい大きさの製品がほとんどです。

編集部

もし一般の方が超高精度な作品を作りたい場合は、業務用3Dプリンターを持っている会社に依頼すると良いでしょう

家庭用3Dプリンターで造形物を造るのに必要な物

家庭用3Dプリンターを使うために必要なものは以下の通りです。

  1. 3Dプリンター本体
  2. パソコン
  3. 3Dデータ
  4. スライスソフト
  5. フィラメント・レジン樹脂(材料)

3Dプリンターの種類によってほかにも必要になる場合がありますが、一般的には上記の5つがあれば造形可能です。とくに注意が必要なものについて個別に解説します。

3Dデータ・3DCADソフト

3Dプリンターで造形物を造るためには3Dデータ、または3Dデータを作成するための3DCADソフトが必要です。

3Dデータを自分で作成できない方は「3Dプリンター用データ」を公開しているサイトでデータをダウンロードすると良いでしょう。

「3Dデータは作れないけど、オリジナルの3Dデータが欲しい」方は、クラウドソーシングサイトなどで3DCADソフトが得意な方に作成を依頼する方法もあります。

3Dデータを3Dプリンター用データに変換するスライスソフト

スライスソフト(スライサーソフト)とは、読み込んだ3Dデータを3Dプリンター側が認識できるデータに変換してくれるソフトです。スライスソフトを使って「3Dデータ」を「3Dプリンター用データ」に変換した段階で、初めて3Dプリンターは造形を行えます。

スライスソフトは3Dプリンターに付属しているもの、無料配布されているもの、有料販売されているものといったように入手方法はさまざまです。3Dプリンター本体に付属している物でも入門編としては十分な性能を持っているため、付属していればそのまま使いましょう。

フィラメント・樹脂などの「材料」

実際に造形物を造る際の材料となるのが「フィラメント」や「樹脂」です。

通常のプリンターで言えばインクに相当し、必要な材料は3Dプリンターの種類によって異なりますが、家庭用3Dプリンターの場合は主に「フィラメント」か「樹脂・レジン」のどちらかを使います。

熱溶解積層方式で使用する材料「フィラメント」

家庭用3Dプリンターで最も一般的に使用する材料が「フィラメント」です。熱すると柔らかくなり、冷えると固まる特性を持つ「熱可塑性樹脂」を細い糸状にしたもので、リール状に巻かれています。

フィラメントにも素材が異なるいくつかの種類があり、各素材によって強度や質感といった特性が異なります。現在市販されている主なフィラメント素材は以下の通りです。

  • ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)
  • PLA(ポリ乳酸)
  • PET(ポリエチレンテレフタレート)
  • PTEG(高強度ポリエチレンテレフタレート)
  • PC(ポリカーボネート)
  • HIPS(耐衝撃性ポリスチレン)
  • TPU(ゴム)

中でも、家庭用3Dプリンターで最もよく使われるのがABSとPLAの2種類です。

ABSは、粘着性・柔軟性・強度に優れた素材で、一般的なプラスチック製品の原料としても使用されています。扱いやすい素材ですが、造形時の収縮性が大きいため反りや歪みが発生しやすく、大型のモデリングを行う際は失敗しやすい素材です。

PLAは植物由来の素材で、収縮性が小さく、反りが発生しにくいため思い通りの物が作りやすいです。一方で、ABSに比べると強度がやや弱く、また熱にも弱いため完成品の用途には注意が必要です。

編集部

ABSとPLAは多くの機種で対応しているため、まずはABSとPLAから使ってみると良いでしょう

光造形方式で使用する材料「樹脂・レジン」

「光造形方式」の3Dプリンターで使用するのが、紫外線に反応して硬化する「樹脂(レジン)素材」です。樹脂素材にもいくつかの種類があります。

  • ABSライク
  • PPライク
  • ゴムライク

中でも一般的な素材がABSライクとPPライクです。どちらも紫外線を当てると硬化する性質を持っていて、硬化後の性質はそれぞれABSとPPに近くなります。ただし、フィラメント製と比較すると樹脂製は強度でやや劣るため、強度が必要な用途には向きません。

家庭用3Dプリンターの選び方5つのポイント

家庭用3Dプリンターを選ぶときは、以下の5つのポイントをチェックしましょう。

  1. 造形方式
  2. 造形可能なサイズ
  3. 使えるフィラメント・樹脂
  4. 音の大きさ
  5. その多機能

用途と予算に合わせて造形方式を選ぶ

3Dプリンターにはさまざまな造形方式がありますが、主な造形方式は以下の5種類です。メーカーによって名称や略称が異なる場合があります。

  1. 熱溶解積層方式(FDM方式/FFF方式)
  2. 光造形方式(SLA方式/DPL方式)
  3. 粉末焼結方式
  4. 粉末固着方式
  5. インクジェット方式

各造形方式によって、造形品の仕上がりや強度、特性が変わります。また本体の価格やメンテナンス費用も大きく異なります。ただし、家庭用3Dプリンターの場合、ほとんどが熱溶解積層方式(FDM方式/FFF方式)か光造形方式(SLA方式/DPL方式)です。

粉末焼結方式・粉末固着方式・インクジェット方式は高性能ですが、その分非常に高額で本体サイズも大きいため主に企業用・業務用として利用されています。一般家庭や個人で購入する機会はほぼ無いでしょう。

ここでは、熱溶解積層方式(FDM方式/FFF方式)と光造形方式(SLA方式/DPL方式)に重点を置いて解説します。

溶かした樹脂を重ねて造形する「熱溶解積層方式(FDM/FFF方式)」

熱溶解積層方式は、現在3Dプリンターで最も一般的な造形方式です。FDM方式やFFF方式とも呼びます。

熱で溶けて冷えると固まる性質の熱可塑性樹脂を糸状にした「フィラメント」を、ノズルから押し出し1層ずつ重ねて造形する仕組みです。グルーガンや、チョコペンのようなものをイメージするとわかりやすいと思います。

熱溶解積層方式のメリットは、プラスチックであるABS樹脂をはじめとしたさまざまな素材を使用でき、作りたいものに合わせて柔軟に材質を変えられる点です。気温や環境に左右されない素材が多いため、安定した造形が可能となっています。

また、一般的な造形方式で取り扱っているメーカーも多いため、本体も材料も比較的安価。家庭でも導入しやすく、手軽にチャレンジできる3Dプリンターです。

デメリットは、造形の仕様上完成品にはプラスチックを積み上げた痕、「積層痕」が目立ってしまいます。そのため、見た目を滑らかに仕上げるのが難しいです。また、フィラメントが詰まってでなくなる、いわゆる「ノズル詰まり」が起きやすいため、定期的なメンテナンスやチェックが必要になります。

編集部

価格が安く、手軽に使えて製品数も多いことから、家庭用として導入する場合はこの熱溶解積層方式がメインになるでしょう

光で硬化するレジンを固めて造形する「光造形方式(SLA方式/DPL方式)」

光造形方式は昔からある造形方式で、光(UVライト・紫外線)を当てると硬化する特殊な液体(レジン樹脂)に細かく光を当て、硬化させながら造形していく方式です。

光造形方式には、大きく分けてSLA方式(レーザー方式)とDPL方式があります。長くなるため、2つの細かい違いについては割愛しますが、どちらもレジンに光を当てて硬化させる造形方式という点ではほぼ同じです。

光造形方のメリットは、液体を硬化させて造形するため完成品の表面が滑らかに仕上がる点。熱溶解積層方式と違い、「積層痕」が目立ちません。また、透明なレジンを使用すれば、熱溶解積層方式では難しい透明な造形物も作成できます。

光方式のデメリットは、光で特性が変わるレジンを使用しているため、造形後も太陽光に弱い性質を持っています。太陽光に当て続けると変形・変色したり破損しやすくなるため、保存に注意しましょう。

さらに、光造形方式で作成した完成品はアルコール類で余分な樹脂を洗浄しなくてはいけませんが、洗浄後の廃液にはレジンが含まれてるため「産廃」扱いになります。そのため、普通に流して捨てられません。後処理の方法は自治体ごとに異なるため、あらかじめ確認しておきましょう。

編集部

滑らかな造形物や透明な造形物を作りたい場合は光造形方式を導入しましょう

作りたい作品が造形可能なサイズかどうかチェック

3Dプリンターは、製品によって造形可能なサイズも変わってきます。必ず作りたい作品が実現できる製品を選びましょう。造形できるサイズについては、商品ページやパッケージに「ビルドサイズ」「ビルドボリューム」「最大造形サイズ」と記載されています。

大きければ大きいほど良いと考えてしまいがちですが、大きいとその分3Dプリンター本体の価格も高くなりますし、なにより造形に時間がかかります。広い置き場所も必要です。そのため、「作りたい造形物に対して若干余裕を持った造形サイズ」のプリンターがおすすめです。

編集部

作りたい物のイメージが固まっていない、もしくはいろいろな作品を作ってみたい方は20×20×20cmくらいのやや大きめの造形サイズ能力を持ったプリンターを選ぶと良いでしょう

使えるフィラメント・樹脂の種類をチェック

造形物の素材や質感にこだわる場合は、「使えるフィラメント・樹脂の種類」をチェックしましょう。熱溶解積層方式で使用するフィラメントはABSやPLA、光造形方式で使用するレジン樹脂にはABSライクやPPライクといったように使える素材にいくつかの種類があります。

使える素材は製品ごとに異なるため、使いたい素材がある場合は必ずその素材のフィラメントや樹脂が使えるかどうか確認しておきましょう。

編集部

使用可能な素材は必ず商品ページやパッケージに記載されています

可能であれば動作音の大きさをチェック

3Dプリンターを家庭で導入する際は、可能な限り「動作音の大きさ」もチェックしましょう。

3Dプリンター動作中は機械音や動作音がします。ですが、製品やメーカーによって動作音の大きさにはかなりばらつきがあり、かなり気になる音を出す製品もあれば、夜使っても気にならない程度の静かな製品もあります。

こればかりは実際に使ってみないと分かりませんが、人気の機種ならネットで検索すればYouTubeで動作中の動画が公開されていたり、音に関する口コミが見つかるかもしれません。

編集部

あまりあてになりませんが、「静音モデル」と書かれた製品を選ぶのもいいでしょう

その多機能で選ぶ

ここまで紹介した基本的な選び方の他にも、3Dプリンターには製品によって便利な機能が搭載されているため、使いやすい機能のついた製品を選ぶのもおすすめです。

今回は3Dプリンターの代表的な機能をいくつか紹介します。

自動的に水平調整してくれるオートキャリブレーション機能

オートキャリブレーション機能とは、水平レベルを自動調整してくれる機能です。3Dプリンターは、造形物を形作る土台やノズルの位置が水平でないと造形中に作品が歪んだり、傾いてしまいます。

そのため、水平が狂った際は調整しなくてはいけませんが、手動キャリブレーションだと自分の技術と知識を頼りに手動で水平を合わせなくてはいけないため、ある程度の経験や知識が必要です。

オートキャリブレーション機能がついている機種なら、難しい水平調整を自動で行ってくれます。初心者はオートキャリブレーション機能の付いた3Dプリンターがおすすめです。

暖めながら造形を行うヒートベッド(ヒーテッドベッド)機能

ヒートベッド機能は、造形中に土台を高温に保つ機能です。3Dプリンターで使用するフィラメントは、温度が下がると硬化する性質があります。硬化すると土台からずれて造形に失敗したり、造形物に反りが発生する不具合が出やすくなります。

ヒートベッド機能付きの3Dプリンターなら、常に造形物を暖めながら造形を行うため、失敗が少なくなります。特に硬化しやすいPLA素材を使用する場合は必須ともいえる機能です。

スライスソフト付属の有無

先述しましたが、3Dプリンターを使う際は「3Dデータと3Dプリンターを繋ぐ通訳」であるスライスソフトが必須です。3Dプリンターの多くは専用のスライスソフトが付帯していますが、中には付帯していない機種もあるため、特に初心者は必ず確認しておきましょう。

スライスソフトがついていない機種を購入した場合、無料のスライスソフトを後からダウンロードできます。例えば有名な汎用スライスソフトでは、「Cura」や「Slic3R」があります。どちらも無料です。

編集部

後からスライスソフトをダウンロードしたり、設定するのは面倒です。最初からスライスソフトがついている機種がいいでしょう

高いVS安い家庭用3Dプリンターの比較と違い

家庭用3Dプリンターの価格は、数万円程度から100万円近いものまで非常に価格帯の幅が広いです。安い3Dプリンターと高い3Dプリンターでは何が違うのか気になる方も多いはず。そこで数万円の安価なモデルと10万円前後の高価なモデルの違いについて解説します。

安い家庭用3Dプリンターの特徴(数万円前後のモデル)

2万円台~5万円台のいわゆる廉価モデルは、高価なモデルに比べると精度や使えるフィラメントの種類が劣ります。また、造形方式も安価な熱溶解積層方式がほとんどです。本体サイズも小型の物が多く、あまり大きな造形物は作れません。

ただ、初心者が趣味やDIYで使う場合、数万円の3Dプリンターでも十分です。なぜなら、ちょっとした作品しか造形しない場合、「フィラメントの種類が多い」「大型造形が可能」といった高額な3Dプリンターのメリットをあまり享受できないからです。

初心者の方はまず数万円の廉価モデルを購入し、不満が出てきたり、もっと本格的な作品作りをしたいと思ったら10万越えの機種を購入するのがいいと思います。

安い家庭用3Dプリンターはこんな方におすすめ
  • 初めて3Dプリンターを購入する
  • ちょっとした作品作りをしたい
  • 精度にそこまでこだわらない

高い家庭用3Dプリンターの特徴(10万円前後のモデル)

10万円前後の3Dプリンターは、業務用ほどではないものの高い精度で安定した造形が可能で、大きなサイズの作品も作れる大型機種が選べます。

他にも対応フィラメントが多い・多機能・拡張性が高い「作品作りの可能性が広がる」機種が多いです。廉価版よりも綺麗に作品が作れたり、作品の幅や使い道が広くなるのは間違いありません。

5万円以上の予算があれば、光造形方式の3Dプリンターも選べるようになります。いろいろ選びたい方や、幅広い作品作りをしたい方は多少予算を上乗せして高額モデルを検討してみてください。

高い家庭用3Dプリンターはこんな方におすすめ
  • 完成度の高い作品を作りたい
  • いろいろな素材を使いたい
  • 大きい作品を作りたい

家庭用3Dプリンターおすすめ人気ランキング比較一覧表

Picky’s編集部が主要サイト(ネット通販サイトamazon・楽天・Yahoo!・ヤフオク・ビックカメラ・価格.com等比較サイト)の上位商品や、ネットの口コミ・レビューで評価の高かった製品をポイント制で集計。売れ筋上位のおすすめ商品を厳選しました。

商品最安価格製品サイズ本体重量造形方式造形可能サイズ対応フィラメント・樹脂付属スライスソフト対応ファイル形式その他機能
[ELEGOO(エレゴー)] SATURN S MSLA 4K 9.1'' MONO LCD RESIN 3Dプリンター サターンS¥49,999 楽天市場AmazonYahoo!19.6×21×12.2cm10kg光造形方式(LCD/SLA)19.6×12.2×21cmレジン樹脂モニター
[Creality] Ender-3 S1 Pro 3D プリンター 300°C高温印刷 静音 自動レベリング¥63,900 楽天市場AmazonYahoo!49×45.5×62.5cm8.6kg熱溶解積層方式(FDM/FFF)22×22×27cmPLA/ABS/WOOD/TPU/PETG/PA.stl/.obj/.gcode自動レベリング/LEDライト/フィラメントセンサー/モニター
[ELEGOO] MARS3 PRO ULRTA 4K モノラル LCD 3Dプリンター¥44,800 楽天市場AmazonYahoo!22.7×22.7×43.9cm5.2kg光造形方式(LCD/SLA)14.3×8..96×17.5cmレジン樹脂モニター付き
[Anycubic] Photon Mono4K 光造形式LCD 3Dプリンター¥42,800 楽天市場AmazonYahoo!22.7×22.2×38.3cm4.5kg光造形方式(LCD/SLA)13.2×8×16.5cmANYCUBIC レジン樹脂モニター付き
[Voxelab] Aquila S2 3Dプリンター PEI磁気フレキシブルプラットフォーム¥49,740 楽天市場AmazonYahoo!47.3×48×47.3cm8kg熱溶解積層方式(FDM/FFF)22×22×24cmPLA/ABS/PETG/TPUSTL/OBJ/AMFフィラメントセンサー
[XYZプリンティング] ダヴィンチnano ホワイト 3FNAWXJP00B 3Dプリンター¥39,300 楽天市場AmazonYahoo!37.8×28×35.5cm4.7kg熱溶解積層方式(FDM/FFF)12×12×12cmPLA/抗菌性PLA/PETG/タフPLA.stl/XYZ//.3 mf/.obj/.igs/.stpWiFi/自動キャリブレーション
[QIDITECHNOLOGY] X-CFプロ 3Dプリンター 高温デュアルギアエクストルーダー¥255,000 楽天市場AmazonYahoo!60×60×50cm40kg熱溶解積層方式(FDM/FFF)25×30×30cmPLA/ABS/TPU/PETG/CF/PA/Nylonstl/OBJ/GcodeWiFi/オートレベリング
[QIDITECHNOLOGY] X-PlusII WiFi機能 フィラメントセンサー¥99,900 楽天市場AmazonYahoo!65.5x61x71.7cm23kg熱溶解積層方式(FDM/FFF)27×20×20cmPLA/ABS/TPU/PETG/PC/Nylon/ Carbon fiber.STL/G-codeWiFi/フィラメントセンサー
[グラフテック] SILH-ALTA-PLUS Silhouette アルタプラス 3Dプリンター確認中 楽天市場AmazonYahoo!25.1×22.9×47.6cm4.4kg熱溶解積層方式(FDM/FFF)12.4×13cmPLAJpg/OBJ/Png/STL専用3Dソフトウェア
[Kingroon] 3Dプリンター プレミアムタイタン 押出機アルミニウム¥28,472 楽天市場AmazonYahoo!28.5×28×37cm7.42kg熱溶解積層方式(FDM/FFF)18×18×18cmTPUG-code/OBJ/STLモニター
[S SMAUTOP] ミニ3Dプリンター オレンジ¥14,291 楽天市場AmazonYahoo!23×17.5××27cm1.3kg熱溶解積層方式(FDM/FFF)10×10×10cmPLA/TPU
[XYZプリンティング] ダヴィンチ Jr. Pro X+ 3Dプリンター 3FJSPXJP00G¥99,799 楽天市場AmazonYahoo!42×43×38cm12kg熱溶解積層方式(FDM/FFF)17×17×17cmABS/タフPLA/PLA/PETG/抗菌PLAstl/XYZ/G-code/3mf/amf/obj/ply/stp/igsWiFi/自動キャリブレーション/ヒートベッド/モニター他
[Creality] CR-30 静音 ベルトコンベア 3Dプリンター バッチ印刷 無限Z軸印刷 停電復旧¥149,000 楽天市場AmazonYahoo!53.5×65.6×41cm16.5kg熱溶解積層方式(FDM/FFF)20x17x∞cmPLA/PETG.STL./G-codeコンベア付き
[XYZプリンティング] 3Dプリンター ダヴィンチmini w ホワイト 3FM3WXJP00H¥43,332 楽天市場AmazonYahoo!39×33.5×36cm7kg熱溶解積層方式(FDM/FFF)15×15×15cmPLA/抗菌性PLA/PETG/タフPLAstl/XYZ/3MF/objWi-Fi/自動キャリブレーション
[日本3Dプリンター] UP BOX+ 3DP-25-4F¥289,438 楽天市場AmazonYahoo!48.5×52×49.5cm20kg熱溶解積層方式(FDM/FFF)25.5×20.5×20.5cmABS/PLA/ABS+樹脂.up3/.stl/.uppWiFi/自動キャリブレーション

家庭用3Dプリンターおすすめ人気ランキング15選

家庭用3Dプリンターの使い方

3Dプリンターを使うまでの流れを簡単に解説します。製品やソフトによって手順や内容は変わりますが、大きな流れはすべて同様です。初めて3Dプリンターを使う方は参考にしてください。

  • 家庭用3Dプリンターの使い方
  • STEP.1
    3Dデータを用意する
    まずは、造形したい作品の3Dデータを手に入れます。3DCADソフトを使って自分で作るか、3Dスキャナーを使うか、公開されているサイトから無料ダウンロード、もしくは購入してダウンロードして手に入れましょう。
  • STEP.2
    スライスソフトを使って3Dプリンター用のデータに変換
    3Dプリンター付属のスライスソフト、もしくは別途ダウンロードしたスライスソフトを使って3Dデータを読み込み・変換します。
  • STEP.3
    造形条件の設定・確認
    スライスソフトで造形エリア内でモデルの向きや大きさ、積層ピッチ厚さやサポート材の可否を設定・確認します。
  • STEP.4
    フィラメントなどの材料をセッティング
    3Dプリンターにフィラメントやレジン樹脂などの材料をセッティングします。セッティング方法は製品ごとに異なるため、説明書の指示に従って準備してください。
  • STEP.5
    ボタンを押して造形をスタートさせる
    造形を開始したらあとは完成までほとんどやることはありません。材料切れや造形ミスがないかどうか時々チェックしながら造形が終わるのを待ちましょう。
  • STEP.6
    造形が終わったら取り出す
    造形が終了したら、土台から造形物を剥がして取り出します。このとき、強くくっついている場合があるため、付属のスクレーパーなどで破損しないよう丁寧に剥がしてください。
  • STEP.7
    後片付けと造形の最終処理を行う
    3Dプリンター内部の掃除を行い、綺麗に片付けます。その後、完成した造形物の表面を磨いたり、着色したりといった最終仕上げを行いましょう。

家庭用3Dプリンターの関連商品

家庭用3Dプリンターの関連商品を紹介します。

手軽に3Dデータを作れる3Dスキャナー

3Dスキャナーとは、物体にレーザーを照射すると3Dデータに変換してくれる便利なアイテムです。3Dスキャナーがあれば、3DCADソフトが使えなくても3Dデータが手に入ります。

家庭で使える廉価モデルも販売されていますが、家庭用3Dプリンターとほぼ同じくらいの価格です。3Dプリンターとセットで揃えると結構な出費になってしまいますが、あれば必ず役立ちますので、興味のある方はぜひ。

3Dプリンターを水平な場所に設置するための水平器

3Dプリンターを使用する際の絶対条件は「水平であること」です。本体内のノズルや土台の水平が保たれているのはもちろんですが、そもそも3Dプリンターが水平な場所に設置されていないと、造形中にフィラメントがずれて失敗する可能性が高くなります。

3Dプリンターを置く台が水平かどうかは目視ではなかなか分からないため、必ず水平器を使って正確に水平かどうかをチェックしてください。

関連記事:安くても高精度!水平器おすすめ20選|DIYで使いたいデジタル&レーザータイプも

プラットフォームから造形物を剥がすためのスクレーパー

造形が終了したら、土台から作品を剥がす必要がありますが、土台から簡単に剥がれる場合と簡単に剥がれない場合があります。簡単に剥がれないときに活躍するのが、先端の鋭いスクレーパーです。土台と造形物の間にスクレーパーを入れると簡単に剥がせます。

スクレーパーが付属している3Dプリンターもありますが、刃先に厚みがあって使いにくいものが多いです。できれば刃先が薄くて鋭いスクレーパーを別途用意しておきましょう。

家庭用3Dプリンターよくある質問

最後に、家庭用3Dプリンターに関するよくある質問をまとめました。

3Dプリンターはレンタルできますか?

3Dプリンターのレンタルサービスを行っている企業や施設は多く、ネットで検索するとさまざまなサービスが見つかります。

 

単純に3Dプリンター自体をレンタルするサービスもあれば、3Dプリンターのあるスペースを貸して使い方を教える体験教室サービス、また出力だけを請け負う出力サービスもあります。

 

もし3Dプリンターを購入して使わなかった場合、痛い出費になりますし、サイズが大きい分部屋で保管する際もかなり邪魔です。

 

こうした事態を避けるため、はじめはレンタルサービスを利用して一度試しに使ってみるのもおすすめです。

3Dプリンターの電気代はどのくらいですか?

製品によってW数が異なるため、一概には言えませんが、例えば消費電力200W程度の機種であれば1時間当たり5~6円程度です。

 

3Dプリンターは造形物の大きさによっては数時間以上動作させる可能性もあるため、電気代が気になる方はW数にも注目して機種を選ぶといいかもしれません。

家庭用3Dプリンターがあればアイディアを自由に形にできる!

家庭用3Dプリンターは、3Dデータで作成したアイディアを実際に形にできる道具です。オリジナルフィギュア製作や雑貨、日用品、アクセサリー作りとアイディア次第であらゆる使い方ができます。

  • オリジナルのフィギュア作品を作りたい
  • 治具や補修パーツを自作したい
  • ユニークな子供用のおもちゃやお菓子の型を作りたい

家庭用3Dプリンターは上記の方におすすめです。導入のハードルはやや高めですが、その分思い切って導入してしまえば普段家庭ではできない貴重な経験・体験ができるでしょう。

Picky’sでは、3Dプリンターの他にもオリジナル作品作りやDIYで使える、便利な工具やグッズを以下の記事で多数紹介しています。ハンドメイドやDIYに興味のある方はぜひチェックしてみてください。

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